義母「あなたの味付けは口に合わないの」に嫁が言い返した話【妻の反撃】

ワーママのまど香は、夫の直樹と3歳の娘・ねね、そして義母と義実家で同居をしています。義母はまど香の料理を「味がしない」と言いますが、義母の健康のため薄味を続けることにしたまど香。そんなある日、帰り道に義母の井戸端会議を聞いてしまいます。そこでは嫁の悪口オンパレード。ムカつきながらも夕食を準備すると、義母が「不味い」と言い放ち……!?今回は「義母『あなたの味付けは口に合わないの』嫁が言い返した話」の中から義母がいる前で夫に料理の味を聞いてみた話をご紹介いたします。

あらすじ

夕食の準備中、義母に「不味い」と料理を吐き出されたまど香。突然のことに動揺していると、夫の直樹が帰宅します。まど香は直樹に娘のねねを先に寝かしつけてたことを伝え、夕食が遅くなったことを説明。直樹はねねを気遣うまど香に感謝の言葉を伝えます。食卓を囲みながら、まど香は直樹に料理の味について尋ねると、直樹は「いつものまど香の味でおいしいよ」と答えます。まど香はすかさず義母の「不味い」発言を直樹に伝え、義母はしらを切ります。しかし、まど香は冷静に反論し、義母の言葉の矛盾を突きます。直樹もまど香を擁護し、義母はむっとしながらも食事を続けるのでした。

見どころ

嫁の反撃開始！

「不味い！」と料理を吐き出す義母の言葉に、最初は驚き固まるまど香でしたが、「ねねがいないから不味いなんて言い出したんだ…！」と義母の行動の裏にある意図に気づきます。「それなら私も…！」と心の中でつぶやくまど香の表情には、これまでの我慢とは異なる強い意志が感じられます。ここからまど香の反撃が始まることを予感させる、印象的なシーンです。

夫の言葉を借りて義母に反論

夫の直樹が「いつものまど香の味でおいしいよ」と料理を褒めたのを聞き、まど香はすかさず「そう？ お義母さんが不味いっていうから、何か足りなかったのかと思って」と義母に聞こえるように直樹に語りかけます。直接義母を非難するのではなく、夫の言葉を借りてやんわりと義母の言葉の矛盾を指摘するまど香の賢さが光ります。

事実を明確に伝える嫁の強さ

義母が「さっき作って味がしみ込むわけないでしょ」としらを切ると、まど香は「これは味が出るよう、昨晩つくったんです」とハッキリと伝えます。義母が寝てから作ったことを付け加えることで、料理に対するまど香の真摯な姿勢と、義母の根拠のない批判への毅然とした態度が伝わります。この一言で、義母はぐうの音も出ない状況に追い込まれます。

▽ 孫がいないからここぞとばかりに発言した義母。それなら嫁も条件は同じ、負けていませんよ！ 夫の援護射撃もあり、まど香の反撃は小気味よいほど鮮やかでした。