義母「あなたの味付けは口に合わないの」に嫁が言い返した話【ぜ～んぶ嫁のせい！】

育児と仕事に奮闘するワーママのまど香は、優しい夫・直樹と可愛い３歳の娘・ねねと共に、義母との同居生活を送っています。義母は、まど香の作る料理に対して「味が薄すぎる」と不満を漏らすものの、まど香は義母の健康を気遣い、薄味の食事を作り続けていました。
しかしそんなある日、まど香はゴミ袋の中で、何度も目にするコンビニスイーツの袋を発見します。 今回は、「義母『あなたの味付けは口に合わないの』義家族に言い返した話」の中から全部自分のせいにされたエピソードをご紹介します。

あらすじ

ある日の夕暮れ、まど香は仕事を早めに切り上げ帰路についていました。ふと頭をよぎるのは、ここ最近ゴミ袋で見かけるコンビニスイーツの袋。もしかして、義母が何か隠しているのかしら……そんなことを考えながら角を曲がると、義母が近所の人たちと楽しそうに井戸端会議をしているのが見えました。
「しまった、この時間はいつものおしゃべりタイムだ」と、憂鬱な気持ちになるまど香。挨拶だけして通り過ぎようとしたその時、信じられない言葉が耳に飛び込んできました。「ホントぜ～んぶ嫁のせい！」。驚いて足を止めたまど香が耳をそばだてると、義母はまど香の料理を「不味い」と近所の人たちに訴えていたのです。
味が薄いだの、最近は急に辛くなっただの、しまいには「私の血圧も糖尿も全部あの嫁のせいだわ」とまで言い出す始末。それを聞いた近所の人たちも義母に同調し始めます。まさかの陰口に、まど香の怒りは頂点へ。「薄くても濃くても文句なんて！」我慢の限界を超えたまど香は、迎えの時間も迫る中、怒りを抱えながらも遠回りをして帰ることを決意するのでした。

見どころ

角で立ち聞き…まさかの陰口

仕事を終え、足早に帰宅しようとしたまど香の耳に飛び込んできた義母の衝撃的な一言。「ホントぜ～んぶ嫁のせい！」。まさか自分の陰口を言われているとは夢にも思わず、まど香は驚きを隠せません。

ヒートアップする義母の主張

「ご飯の不味いこと、不味いこと」から始まり、「味が薄くて苦痛」「最近は急に辛くなった」と、まど香の料理に対する不満をこれでもかと近所の人たちに訴える義母。しまいには「私の血圧も糖尿も全部あの嫁のせいだわ」とまで言い出す始末です。被害者ぶる義母の様子には腹が立つのも無理がありません。

怒りで震えるまど香

義母の信じられない言葉を聞いて、まど香の中に積もり積もったものが爆発します。怒りと悲しみ、そして「もういい、遠回りしよ」という諦めにも似た感情が入り混じり、足取り重く帰路につくまど香の姿が痛々しいです。

▽ 薄味を心掛けてくれている嫁に、感謝こそすれ文句なんて筋違い！ ましてや陰でご近所に言いふらすなんて、本当に許せませんよね。まど香さんの怒りは当然です。