義母「あなたは本当の娘じゃないから」義家族に言い返した話【血の繋がりはなくても】
家族になるということは、喜びも大変さも分かち合うこと。特に結婚は、新しい家族が増えるということでもありますよね。今回は、そんな家族関係で悩む主人公・千里が、義母からの心ない言葉にどう立ち向かっていくのかを描いた話の中から義母との関係に立ち向かう義妹との話をご紹介いたします。
あらすじ
新居への引っ越し準備を進める千里と夫・明。そんな中、千里の妊娠が発覚します。義弟夫婦に妊娠を報告すると、義弟の妻・真琴は心から喜んでくれますが、義母は相変わらず千里に冷たい態度を取ります。「あなたは本当の娘じゃないから」という義母の言葉に傷つきながらも、千里は夫と真琴の支えを得て、義母との関係に立ち向かうことを決意します。
見どころ
妊娠報告の反応の違い
千里の妊娠報告に対し、義弟夫婦は心から喜び、特に真琴は「大事なのは私たちに初孫の顔を見せてくれるってことよ」と温かい言葉をかけます。しかし、義母は「明もとうとう父親か!初孫!」と、あくまで自分の息子と初孫にしか関心がなく、千里を蚊帳の外に置いたような反応を見せます。この対照的な反応が、義母の千里への認識と、真琴の優しさを際立たせています。
真琴の頼もしさ
義母が実家へ来ると、義弟の妻・真琴までもが義母の味方をするのではと懸念する千里に対し、真琴は「大丈夫 私も真琴さんに色々学んだから」「なるほど お義姉さんもやる気ですねっ」と笑顔で答えます。真琴が千里の味方であることを再確認できる瞬間であり、これから義母にどう立ち向かっていくのか期待させる場面です。
夫婦の絆と温かさ
義母からの心無い言葉に、つい夫にも冷たく当たってしまった千里でしたが、夫の明は優しく「何かくれんの?出張先で買ってきたやつ〜」とお土産を差し出します。この一連のやり取りから、夫が千里を深く理解し、精神的な支えとなっていることが伝わってきます。夫婦二人の絆の強さが感じられる温かいシーンです。
▽血の繋がりのない家族との関係に悩みながらも、夫や義妹という新たな味方を得て、困難を乗り越えようとする主人公の姿を描いています。義母の心ない言葉に傷つきながらも、自身の家族を築いていく強さが表現されており、応援したくなる話でしたね。