義母「あなたは本当の娘じゃないから」義家族に言い返した話【なにもかも気に入らない】
結婚は、新しい家族との繋がりが生まれる素敵な出来事のはず。けれど、中には義理の家族との関係に悩んでしまう方もいるようです。
今回ご紹介する「義母『あなたは本当の娘じゃないから』義家族に言い返した話」は、主人公の千里さんが、何かと理由をつけては嫌味を言ってくる義母との関係に立ち向かうお話です。優しい夫・明也さんの支えもありながら、果たして千里さんは義母の心ない言動を乗り越えることができるのでしょうか。
あらすじ
新居が義実家の近くだったため、義母は頻繁に二人の家を訪れるようになります。明也さんの好きなお菓子を持参するなど、息子のことを気遣う優しい母親に見えますが、千里さんが用意したお茶菓子には一切手をつけません。それどころか、明也さんに新しいお菓子を勧めるなど、明らかに千里さんを仲間外れにするような態度を取るのです。明也さんもそんな義母の態度に困っている様子を見せるものの、義母は全く意に介しません。「ホラ、家の味ってものがあるじゃない?」と、まるで千里さんの手料理を認めないような発言まで飛び出す始末。
さらに、明也さんが電話で席を外すと、義母は途端に千里さんへ直接的な嫌味を言い始めます。「本当にちゃんとしたもの用意してるんでしょうね?」と。お弁当を作っていると言えば、「作るだけじゃなくて、暑い日は保冷剤つけるのよ」など、細部にまでケチをつけ、千里さんを困らせるのでした。
見どころ
満面の笑顔の裏で…
明也さんに「これは冬季限定なのよ~」と、満面の笑みで話しかける義母。一見すると優しい義母のようですが、この笑顔の裏には、嫁である千里さんへの冷たい感情が隠されています。まるで自分の息子にだけ良い顔をしているような、少し意地悪な印象を受けるシーンです。
ため息と諦め
「だって心配なのよ~」と言う義母の言葉に、小さくため息をつく嫁。義母の言葉に反論する気力も失せてしまっているのでしょうか。義母の言葉に対する、嫁の疲弊した心情が表れています。
困惑する夫の表情
義母と嫁のやり取りを複雑な表情で見つめる夫。「話聞いてる?」という吹き出しからは、板挟みになっている彼の困惑した状況が伝わってきます。母親の言葉に反論しつつも、嫁の気持ちも理解しているような、何とも言えない表情が印象的です。
▽ 表面上は心配しているような言葉を口にしながらも、その表情や態度からは嫁への不信感が滲み出ている義母。一方、そんな義母の言葉に困惑し、疲弊していく嫁。二人の間に存在する見えない壁や、嫁の苦悩がひしひしと伝わってきます。この後、嫁は義母の言葉にどのように向き合っていくのでしょうか。