「そんなに痛いなら入院してよ!」泣き言ばかりの母を突き放したら永遠の別れになった話

大好きなお母さんの涙、あなたは真っ正面から受け止められますか? 誰にとっても一番近い存在である母親。でも、その弱さの理由を子どもが察するのは、時に残酷なほど難しいものです。今回は、若さゆえの反抗心が招いた、一生消えない心の傷にまつわるエピソードをご紹介いたします。
病気の母に放ったあまりに冷たい言葉

中学生だった頃、母はいつも自宅の布団で横になり、毎日「痛い、痛い」と泣いていました。当時の私は、家の中が暗い空気で満たされていることが、ただただ苦痛で仕方なかったんです。ある日、いつものように弱音を吐く母に対して、ついに我慢の限界がきてしまいました。「痛い痛いって、そればっかり!」「そんなに痛いなら入院してよ!」「毎日泣き言ばっかで、本当に迷惑なんだけど!」と冷たく言い放つ私を、母は力なく見つめて「ごめんなさい……」と消えそうな声で呟くだけでした。それが、私たちが交わした最後の会話になりました。その数日後、母は帰らぬ人となったのです。後から父に聞かされたのは、母が末期の病で余命宣告を受けていたという事実でした。母は最期まで私と一緒にいたくて、入院を拒んで自宅にいたのだと。真実を知った瞬間、自分の幼さと残酷さに、目の前が真っ暗になりました。今も、母の泣き顔を思い出すたびに、胸が締め付けられるような不快感が消えません。(体験者:30代女性・パート/回答時期:2025年10月)
▽ 失った時間は二度と戻りません。身近な人の涙の裏には、想像もつかない覚悟や悲しみが隠れていることがあります。伝えたい言葉は、伝えられるうちに。そんな当たり前の大切さを痛感しますね。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。