「私、この子のために生きていく」産後、自由奔放だった妻が別人になった話

新しい家族が増える喜びは、何物にも代えがたいものですよね。けれど、出産を機にパートナーの性格がガラリと変わってしまい、戸惑いを感じたことはありませんか? 守るべき存在ができたことで、かつての恋人同士のような関係が遠ざかっていく……。そんな、父親としての孤独と葛藤を抱えた男性のエピソードをご紹介いたします。
守るべき存在ができて変わってしまった妻

娘が生まれた瞬間、「人生観が変わった」「私、この子のために生きていく」と、涙を流しながらそう言った妻の姿に、僕は深い感動を覚えました。と同時に、嫌な予感がして胸がザワザワしたのも覚えています。その予感は的中。かつての妻は、自由奔放でいつも笑っている太陽のような人でした。それが今では、家の隅々の汚れを指摘し、僕の些細な言動に目くじらを立てるほど神経質な性格に一変してしまったのです。良かれと思って手伝おうとしても「そんなやり方じゃダメ」「余計なことしないで」と拒絶されるばかり。僕が娘をあやせば「泣かせないでよ!」と怒鳴られ、かつて二人で楽しんでいた晩酌の時間も、今では冷え切った沈黙が流れるだけです。彼女の瞳に僕はもう映っていないのかもしれません。ふと、独身時代の自由な彼女を思い出し、今の生活に息苦しさを感じてしまう自分に自己嫌悪が止まりません。(体験者:30代男性・会社員/回答時期:2025年10月)
▽ 命を育てる責任感が、時として余裕を奪ってしまうこともあります。今は苦しい時期ですが、親としてだけでなく、また一組の男女として心を通わせられる日が来ることを願わずにはいられません。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。