「俺は大丈夫です」じゃない! 陣痛室でスマホに夢中な夫に助産師がイライラした話

一生に一度の出産という大仕事。一番支えてほしいはずのパートナーが、もしも頼りない行動をとっていたら……。あなたはそんな時、どう感じますか? 命がけで戦うママの傍らで、信じられないような言葉を口にするパパは意外と少なくありません。今回は、そんな心許ない夫の姿に、思わず助産師の私がプロとしてモヤッとしてしまったエピソードをご紹介いたします。
孤独に戦う妻と「外野」の夫

「奥さん、頑張りましょうね!」と声をかけながら、私は何度も陣痛室へ足を運んでいました。初産婦のAさんは、数分おきに襲ってくる激しい痛みに必死に耐えています。しかし、その隣に座る旦那さんの様子がどうもおかしいのです。奥さんが痛みの波で顔を歪めている最中も、彼は片手でずっとスマホを操作していました。私が「旦那さん、奥さんの腰をさすってあげてください」と促すと、彼は一瞬だけ手を動かしますが、すぐにまた画面に目を戻します。業を煮やして「かなりお辛そうですよ、しっかりサポートしてくださいね」と少し強めに伝えたところ、彼から返ってきたのは耳を疑う言葉でした。「俺は大丈夫です」「朝から何も食べてないですけど、まだ耐えられますから」と、なぜか爽やかな笑顔で答えたんです。いや、大丈夫かどうかを聞いているのはあなたじゃない。戦っているのは奥さんなんです。その間もAさんは、シーツを握りしめていました。結局、彼は最後まで「自分が支えている」という自覚が薄いまま。無事に赤ちゃんは生まれましたが、疲弊したAさんの横で満足げに自撮りをする彼の姿を見て、私は何とも言えない割り切れない思いを抱えてしまいました。(体験者:30代女性・助産師/回答時期:2025年11月)
▽ 出産は夫婦の共同作業のはずですが、意識の差に傷つく女性は多いものです。無神経な夫の言動に不安が残るかもしれませんが、まずは命がけで頑張った自分を最大限に褒めてあげてくださいね。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。