自分の気持ちを上手くコントロールできない息子の反抗期が終わった話

自分ではどうにもできない感情に、戸惑ったことはありませんか? 今回は、息子さんの反抗期と向き合った母親のエピソードをご紹介します。
「ごめん。俺、ずっとイライラしてて…」

「高校生になったばかりの息子は、なぜかいつもイライラしていました。友だちとうまくいっていない様子で、単身赴任の夫は家にいない。家族からもなんだか見放されているような気がしていたようです。その感情をどうコントロールしたらいいのか分からず、いつもそばにいる私にきつく当たる日々でした。それでも私は何も言わず、いつも通り息子を見守ることに。
それから一年半くらいが経過したある日、息子が急に私の元へやってきて「ごめん。俺、ずっとイライラしてて……」と、これまでのことを謝ってくれました。その言葉を聞いたとき、私は思わず涙がこぼれてしまいました。私も息子を見守っているだけとはいえ、精神的にはきつかったです。私は息子に「自分でどうしようもできない感情だからこそ、私が寄り添ってあげるべきだったね」と息子に伝えたんです。すると、息子は泣きながら「ありがとう」と言ってくれました。息子はそれから急にイライラがおさまったみたいで素直になりました」(体験者:40代・女性・会社員/回答時期:2025年2月)
▽ 自分の気持ちをコントロールできないとき、誰かに優しく寄り添ってもらえることほど心強いことはありません。大切な人が悩んでいるときは、そっと寄り添って見守ってあげることが、一番の愛情表現なのかもしれませんね。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。