1本の電話で真意がハッキリわかった瞬間…私が介護士ということに喜んだ義両親
ある日突然、家族や夫婦の形が変わってしまうことってありますよね。特に、パートナーの実家との関係は、結婚生活において避けて通れないテーマの一つ。今回は、そんな義実家との間に起こった話をご紹介します。
介護士の私に義母からの一本の電話
「結婚して数年。夫の実家とは、可もなく不可もなくといった関係を築いていました。義両親は私が介護士として働いていることに、「素晴らしい仕事だね」「頼りになるわ」と、会うたびに褒めてくれていたんです。正直、少し恐縮するくらいでしたが、悪い気はしませんでした。
そんなある日のこと。義母から一本の電話がかかってきました。いつもの世間話かと思いきや、義母の口から出たのは予想もしない言葉でした。「ねぇ、あなた、今すぐ来て、病院に運んでよ!」あまりにも突然の剣幕に、私は「えっ」としか言えませんでした。話を聞くと、どうやら義父がぎっくり腰になったそうで、病院に行きたいけれど、義母一人では連れていけないとのこと。私に介護士としてすぐに駆けつけ、病院に連れて行くよう頼んできたのです。その言葉の裏には、「あなたが介護士だから、こういう時こそ頼りになる」という義母の本音が透けて見えました。今まで褒めてくれていた言葉も、結局は「介護士として使える」という下心があったのかと、なんとも言えない気持ちになりました。もちろん、義父の腰が悪いのは心配ですが、それを私に当然のように押し付けてくる態度に、ショックを隠しきれませんでした」(体験者:30代・女性・介護士/回答時期:2025年3月)
▽ 介護士という職業は素晴らしいですが、家族だからといって全てを押し付けるのは違いますよね。今回の出来事を機に、義両親との関係を見つめ直すきっかけになったのではないでしょうか。お互いを尊重し合える関係を築くことが大切ですね。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。