「絶対言っちゃいけない言葉だった」反抗期の子どもに反撃し反省させた話
人は誰しも、言ってはいけないと分かっていながらも、つい口にしてしまう言葉ってありますよね。特に親子という近い関係では、感情的になって思ってもみない一言が飛び出してしまうことも……。今回は、そんな後悔の一言が、まさかの事態を招いたエピソードをご紹介します。
「絶対言っちゃいけない言葉だった」親子の衝突が生んだ意外な結末
「うちには中学2年生の息子がいるのですが、最近は反抗期真っ盛りで、何を言っても反発してくるんです。ある日、私が息子に『部屋を片付けなさい』と注意したら、無視された上に『うるさいな、ババア』とまで言われ、私も仕事で気持ち的にもいっぱいいっぱいでカチンときてしまって……。思わず私も『そんなに言うなら、もう出て行っていいよ!』と、自分でも後悔するような一言を放ってしまいました。
その日から息子は、家を出ていき、友達の家でご飯を食べさせてもらったりするようになったんです。(息子の友達の親御さんには連絡して了承をいただいておりました)最初は『いつまで続くのよ』と思っていたのですが、3日経っても態度が変わらず、さすがに心配になりました。でも、私から折れるのも悔しくて……。
そんな時、夫が息子と外で二人で話をしてくれたんです。夫は息子に、『お前もイライラしたのもわかるが、お母さんも傷つく言葉をかけられて辛かったんだぞ』と諭してくれたようで、その日の夜、息子が帰ってきて小さな声で『ごめんなさい』と謝ってきました。そして、あの時言った自分の言葉が『絶対言っちゃいけない言葉だった』と反省している様子でした。私も素直にごめんね、と言って、久しぶりに息子と食卓を囲みました。あんなに頑なだった息子が素直になったのは、夫のおかげと、彼なりに響いたからかもしれません」(体験者:40代・女性・会社員/回答時期:2025年1月)
▽ 親子関係って、本当に難しいですよね。でも、お互いが本気で向き合うことで、新しい関係が築けることもあるのかもしれません。この件を機に、親子でより深く分かり合えるようになるといいですね。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。