私の体調はどうでもいい? 収入が減ることばかりを気にするモラハラ夫に仕返しした話
あなたは今、信じていたパートナーの心ない言葉に深く傷ついていませんか?「まさか、彼がこんなことを言うなんて……」。そんな風に感じているあなたへ、今回はモラハラ夫から「ATM扱い」された女性の話をご紹介いたします。
夫の心ない言葉に傷ついた日
「結婚して数年。妊娠がわかり、幸せな日々を送っていました。しかし、妊娠をきっかけに夫の態度が豹変したんです。つわりがひどく、体調が優れない日が多くなり会社を休みがちになった私に対して夫は、私の体を気遣うどころか、開口一番に「収入が減っちゃうじゃん。これから子どもが生まれて、なにかと物入りだっていうのに、その穴埋めはどうするつもりなの?」と言い放ったんです。その言葉を聞いた瞬間、頭が真っ白になりました。私が体調を崩していることよりも、収入が減ることばかりを気にしている夫の姿に、大きなショックを受けました。彼の言葉は、まるで私を「家計を支える道具」としか見ていないように感じさせました。私はこの出来事をきっかけに、夫に依存する人生ではなく、自分の力で生きていくことを決意したんです。
まず、夫が私をATM扱いするなら、そのATMを一時的に閉鎖することにしました。つわりで思うように動けない日も多かったのですが、夫が「ご飯まだ?」と聞いてきても、「ごめんね、体調が悪くて作れないの。自分でなんとかしてね」と伝え、一切食事の支度をしなくなりました。もちろん、体調が悪いのは本当ですが、夫が困る姿を見るたびに、私をATMだと思ったことへの仕返しになっていると感じました。
さらに、夫の給与明細をくまなくチェックし、夫が隠していた貯金を見つけ出しました。それを元手に、私は産後のキャリアアップを見据え、オンラインで学べる資格取得の勉強を開始。夫の稼ぎに頼らずとも生きていける道を模索し始めたのです。辛い経験ではありましたが、その数年後に私は夫とは離婚し、新しい人生を歩んでいます」(体験者:30代・女性・会社員/回答時期:2024年12月)
▽ 彼の言葉は、本当に身勝手で傷つくものだったでしょう。でも、この経験が彼女を「自分の人生は自分で切り開く」という強い決意へと導いたことは素晴らしいことです。人生には予期せぬ困難が訪れることもありますが、それを乗り越えることで、私たちはさらに強く、しなやかになれるのです。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。