「茶道や華道はできますの?」セレブ婚でも環境に合わず3年で離婚した話
誰もが一度は夢見る「玉の輿婚」。でも、華やかな世界って、想像もしない落とし穴が潜んでいることもあるんですよね。今回は、セレブ一家に嫁いだものの、環境の違いからわずか3年で離婚に至ってしまった話をご紹介します。
セレブ一家との埋まらない溝
「由緒正しい家の息子との結婚って、一般家庭の女性からしたら、まさに玉の輿!周りからも羨ましがられることも多いんです。でも、華やかな世界には、一般家庭出身ならではの苦労も付きものなんです。
私は、以前から付き合っていた彼にプロポーズされて、結婚の挨拶で彼の家を訪れました。彼の実家はいわゆるセレブ一家で、もうドキドキでした。義母への結婚の挨拶で、私は予想外の言葉をかけられたんです。「お作法や教養を身に着けていただかないといけませんわね」って。大学も出ているって伝えたら、さらに追い打ちをかけるように「お勉強ではなく、茶道や華道はできますの?」って聞かれて、もう唖然としました。この時、セレブ一家に嫁ぐことって本当に大変なんだなって心底思いましたね。
結婚してからも、義母との価値観の違いに悩まされる日々でした。例えば、普段使いの食器にも「これはどこの窯のもの?」と聞かれたり。もちろん悪気はないのでしょうが、私にはそれが常に品定めされているように感じられて、だんだんと息苦しくなっていきました。夫は優しかったけれど、義母に強く言えないタイプで、私がどんなに辛いと言っても「母さんは悪気がないんだよ」と取り合ってくれませんでした。
家の中のルールも細かく、食事の作法から来客時の振る舞いまで、すべてが完璧を求められました。私は常に緊張していて、自分らしさを失っていくように感じました。そんな生活が3年続き、ついに私は耐えきれなくなり、離婚を決意しました」(体験者:30代女性・会社員/回答時期:2025年2月)
▽ どんなに愛し合っていても、育ってきた環境や価値観の違いって、結婚生活に本当に大きな影響を及ぼすことがありますよね。特にセレブ婚の場合、一般家庭とは異なる独自のルールやしきたりが存在することも珍しくありません。すべてを受け入れて、自分を無理に合わせるのが難しいと感じたら、無理をしないことも大切です。自分らしくいられる場所こそが、あなたにとっての幸せな居場所なんですよ。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。