こっちは体ボロボロなのに…! 産後の妻に義父をもてなせと命じる夫に助産師さんが反撃してくれた話
出産はゴールではなく、新たな生活のスタート。特に産後の女性の体は、全治数か月の交通事故に遭ったようなものだと言われるほど、大きなダメージを負っています。心身ともにボロボロな状態で、慣れない育児に奮闘する毎日。そんな大変な時期に、一番の味方であるはずの夫から信じられないような要求をされたら、あなたならどうしますか?
助産師さんが見事に反撃!
「私の出産後、退院が迫ってきたある日のことです。夫は妊娠中からつわりなどに無理解なところがありましたが、出産を終えてもその態度は変わりませんでした。あろうことか夫は「退院したら、うちの親父がお祝いに泊まりで来るから」と、悪びれもなく言ってきたのです。産後の体で義父のお世話なんてできるはずもなく、私が戸惑っていると、夫は「遠くから来てくれるんだぞ。お前がしっかりもてなせよ」と続けてきました。
あまりの無神経さに言葉を失っていると、ちょうどそこへ助産師さんが様子を見に来てくれたのです。夫は待ってましたとばかりに「聞いてくださいよ!」「義父が遠くから泊まりでお祝いに来てくれるのに、嫌がるんです。酷くないですか?」と助産師さんに同意を求めました。助産師さんは穏やかに「確かに家事を手伝ってくださるとしても、産後に来客は、気を使うので、気持ち的に大変かもしれませんね」と私を気遣ってくれましたが、夫は「え? いやいや、家事なんてしないですよ」と信じられない一言を放ったのです。
その瞬間、助産師さんの反撃のスイッチが入りました。それまでの穏やかな表情が一変し、助産師さんは「…本気で仰ってますか?」と低い声で夫に問いかけました。「奥様は命がけで赤ちゃんを産んだ直後なんですよ。今一番大切にされて、お世話をされるべきなのは奥様ご本人です。それを、家事もしないお義父様を『もてなせ?』 冗談も大概にしてください」。 さらに「いいですか、産後の体で無理をすることがどれだけ危険か。夫であるあなたが、一番に奥様を守るべきでしょう!」と厳しい口調で一喝。あまりの気迫に夫はたじろぎ、「いや、でも…」と口ごもるばかり。
最後に助産師さんは「お義父様には、いますぐあなたから『妻の体を休ませることが最優先なので』と、しっかりお断りの連絡を入れてください。それができないなら、私が代わりにお話しします」とキッパリ言い放ちました。夫は何も言い返せず、その場で義父に連絡していました。あの時の助産師さんは、まさに私の救世主でした」(体験者:30代・女性・主婦/回答時期:2025年4月)
▽ 助産師さんの神対応のおかげで、無事に義父の来訪を阻止し、産後の体を休めることができました。大変な時期だからこそ、心から寄り添ってくれる人の存在は本当に大きいですね。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。