「また不倫されるわよ」母の痛烈な一言で知った略奪婚の厳しい現実
「彼と結ばれるためなら、どんな障害も乗り越える」。そんな情熱的な恋の末に掴んだ幸せ。しかし、その幸せを一番祝ってほしいはずの身内から、心に突き刺さる一言を投げかけられたとしたら…? 今回は、禁断の恋を成就させた一人の女性が直面した、厳しい現実をご紹介します。
母が突きつけた、残酷すぎる「現実」
「不倫の末に彼が離婚し、ようやく結ばれることになった私たち。お腹には新しい命も宿り、まさに幸せの絶頂でした。これからは誰に咎められることもないと、私は自信を持って母に結婚と妊娠を報告しました。 「子供もできたし、仕事も辞めて彼に尽くそうと思うの」。そう伝えた瞬間、母の表情が一変。「それだけは絶対にやめなさい!」と、これまで聞いたことのない剣幕で止められたのです。 思わぬ反応に「どうして!」と反論する私に、母は言いました。『いいこと? 彼は一度、あなたのために奥さんを裏切ったのよ』『また不倫されるわよ』『そのとき収入がなくて困るのは、あなた自身なの』。 母からのあまりの一言に、衝撃を受けました。愛する人を信じたい気持ちとは裏腹に、母の言葉が紛れもない正論として胸に突き刺さりました。祝福されると信じていた母から突きつけられた略奪婚の厳しい現実でした」(体験者:30代・女性・会社員/回答時期:2024年12月)
▽ 母親の言葉は、一見すると厳しいですが、これ以上ないほどの愛情のこもったエールです。どんな状況になっても娘が一人で生きていけるように、という親心なのでしょう。一時の感情に流されて手にした幸せは、時として砂上の楼閣のようにもろいもの。誰かに寄りかかるのではなく、自分の足で立つことこそが、揺るがない幸せへの一番の近道なのかもしれませんね。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。