「一目惚れ婚の落とし穴…」25年連れ添った夫に熟年離婚を叩きつけた理由

「大好き！」その気持ちだけで突っ走った結婚。そのときは、まさかこんな未来が待っているなんて思いもしませんでした。恋は盲目とはよく言ったもので、彼の外面の良さだけを信じてしまった結果、長い年月、後悔することに…。 今回は、そんな結婚生活に勇気をもって終止符を打った女性の話をご紹介します。

外面だけは完璧だった夫の「裏の顔」

「夫と出会ったのは25年前。彼がアルバイトをしていた喫茶店に、私が客として通っていたのがきっかけです。彼は整った顔立ちで、おしゃれで話し上手。老若男女を問わず、いつも人の輪の中心にいる人気者でした。そんな彼に、私は一目で恋に落ちたんです。勇気を出して何度かお店に通い、デートに誘うとまさかのOK。天にも昇る気持ちで舞い上がり、その後とんとん拍子で結婚に至りました。しかし、これこそが「一目惚れ婚の落とし穴」だったのです。
結婚した途端、彼は外面の良さとは真逆の本性を見せ始めました。家では私のやる事なす事にケチをつけ、「誰のおかげで生活できているんだ」と見下すような発言は日常茶飯事。お店で見せていたあの優しい笑顔は、家庭では一度も見せることはありませんでした。長年のモラハラに耐え続けましたが、子どもが独立したのを機に、ついに熟年離婚を切り出すことに。彼は「今さら何を」と鼻で笑っていましたが、私がコツコツと記録していた暴言のメモを見せると、さすがに顔面蒼白になっていました」（体験者：50代・女性・主婦／回答時期：2025年4月）

▽ 恋しているときは、相手のすべてが輝いて見えるもの。特に一目惚れのように情熱的に始まった関係ほど、冷静な判断が難しくなりますよね。しかし、どんな理由があっても、大切なパートナーを傷つけていいはずがありません。25年という時間は決して短くありませんが、自分の尊厳を取り戻すために彼女が下した決断は、本当に素晴らしい勇気です。これからの人生が、心からの笑顔であふれるものになることを願わずにはいられません。

※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。