「クソみてぇなこと言ってんじゃねぇ!」反抗期の息子が友人にガチ説教された話
「うちの子も同じ…」なんて思わず共感してしまう反抗期の子どもとの闘い。何を言っても響かないどころか、心ない言葉を返されて涙が出そうになる日もありますよね。親がいくら言ってもダメなら、もうお手上げ…。でも、そんな状況をガラリと変えるのは、意外な人物からの一撃かもしれません。 今回は、反抗期の息子の心ない一言に、親友がブチギレた話をご紹介します。
「お前は恵まれてる」
「音楽で食っていく」と豪語する高校3年生の息子は、まさに反抗期のど真ん中。ドラムの練習に没頭するあまり学業はそっちのけで、心配する私とは口を開けばケンカになる毎日でした。そんな息子には、同じ夢を追う親友がいます。彼はドラムのコンテストで賞を取るほどの実力者で、息子にとっては憧れの存在でした。
ある日、その友人と話していた息子は、自分の家庭への不満から「ドラムがうまくて羨ましいよ。お前はいいよな、うるさい母親がいなくて自由で」と、とんでもない一言を漏らしてしまったのです。その言葉を聞いた瞬間、友人の表情は凍りつきました。そして「クソみてぇなこと言ってんじゃねぇ!」と、今まで見たこともないような形相で胸ぐらを掴まれたそうです。
実は、彼の母親は数年前に病気で亡くなっており、彼は進学を諦め、アルバイトで生活費を稼ぎながら必死にドラムを続けていたのです。友人の壮絶な苦労を知らず、自分の恵まれた環境を嘆いた息子。その言葉がどれほど相手を傷つけたか、ようやく思い知ったようでした」(体験者:40代・女性・パート/回答時期:2024年12月)
▽ すぐそばにある幸せや支えてくれる人の存在は、あまりに当たり前すぎて見えなくなってしまうことがありますよね。親の愛情を「干渉」や「束縛」と勘違いし、感謝の気持ちを忘れてしまった息子。しかし、尊敬する友人からの魂の叫びは、どんな説教よりも彼の心に深く突き刺さったことでしょう。この手痛い失敗が、彼をひと回りもふた回りも大きくさせてくれることを願うばかりです。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。