感謝してるけど…! 母の愛情料理がマズすぎて、産後うつになりかけた話
慣れない育児に奮闘する毎日。せめて食事くらいは美味しいものを食べてホッと一息つきたいですよね。でも、もしそのささやかな楽しみさえも、思いがけない形で奪われてしまったら…? 今回は、里帰り出産でちょっぴり切ない食事にまつわるお話です。
出産直後は慣れない育児でいっぱいいっぱいになってストレスが溜まりやすいもの。身体が回復するまで外出を控えることも多く、産後の食事を唯一の楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
悪気がないのが一番つらい…実母の愛情料理
「慣れない育児のサポートをお願いするため、出産を機に実家へ里帰りすることに。久しぶりに食べる母の手料理を、心の底から楽しみにしていました。しかし、そこで私はすっかり忘れていたのです。母の料理が、正直あまりおいしくないという事実を…。
思い返せば、子どもの頃から母の料理は独特な味付けで、いつも首を傾げながら食べていました。産後の体を気遣い、毎日3食用意してくれる母。その気持ちは本当にありがたいのですが、出てくるのはやはり“メシマズ”な料理ばかり。「せっかく作ってくれたんだから」と感謝の気持ちで無理に口へ運びましたが、独特すぎる味付けの料理は、産後でデリケートになっている心と体にはあまりにも大きな負担でした。
案の定、里帰りから1週間が経つ頃にはすっかり食欲をなくし、気分も落ち込むように。「このままでは産後うつになってしまう」と危機感を覚え、夫に相談して急遽自宅へ戻ることにしました。母には申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、自分の心身を守るための苦渋の決断でした」(体験者:30代・女性・主婦/回答時期:2025年4月)
▽ お母さんの優しさや協力したいという気持ちは本当にありがたいもの。でも、だからこそ「おいしくない」とは言えず、我慢を重ねてしまうこともありますよね。産後の大切な時期、自分の心と体を守るためには、時には正直な気持ちを伝えたり、環境を変えたりする勇気も必要なのかもしれません。何よりも自分と赤ちゃんの健康が第一ですから。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。