「なに呑気にご飯なんか作ってるの？」夫を亡くして落ち込んでると思った義母が妻に嫌味しか言わなくなった話

人の善意や優しさを、まるで当たり前のことのように踏みにじるような言動をされた経験はありませんか？ 良かれと思ってしたことが、まさかの裏目に出てしまい、深い悲しみを覚える…。今回は、そんな理不尽な状況に置かれてしまった妻の心配する気持ちから始まった義母との同居生活が、予想もしない方向に進んでしまった話をご紹介します。

「可哀想な私」を盾に嫁をいびる義母

「義父を亡くし、一人きりになってしまった義母。あまりにも落ち込んでいる姿を見て、「そばにいてあげたい」という思いから、夫と相談して我が家で同居することになりました。しかし、その優しさが仇となってしまったのです。同居開始からしばらく経つと、義母の態度は一変。
私が夕食の準備をしていると、『今日は病院に行くって言ったでしょ』『なに呑気にご飯なんか作ってるの？』と嫌味を言ったり、畳んだ洗濯物を見ては「こんなやり方じゃシワになるじゃない！」と罵声を浴びせたり…。悲劇のヒロインである自分を盾に、やりたい放題。私の気持ちは、すっかりすり減ってしまいました。
そんなある日、いつものように義母が私を責めていると、見かねた夫が「母さん、いい加減にしてくれよ！ 妻は俺たちのためにやってくれてるんだぞ！」と、ついに声を荒らげました。義母は「夫に先立たれて落ち込んでいる母親に…」と泣き落としをしようとしましたが、夫は「悲しいからって、人に当たっていい理由にはならない」と一蹴。その姿に、涙が出るほど救われました」（体験者：30代・女性・主婦／回答時期：2024年12月）

▽ どんな理由があれ、人の優しさを踏みにじる行為は許されるものではありません。悲しみを武器に理不尽な要求をする義母から、妻をしっかりと守った旦那さんの行動は本当に素晴らしいですね。辛い時にこそ、その人の本性が見えるもの。心から信頼できるパートナーの存在が、何よりも心強いお守りになることを教えてくれました。

※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。