「家族って捨てていいの?」私を金ずるとしか思わない母親との関係に葛藤した話
「家族だから助け合うのは当たり前」という言葉は、美しいものである一方、時として重くのしかかることがありますよね。血のつながりを理由に、一方的な要求を突きつけられたら、あなたならどうしますか? 今回は、「家族」という関係に深く悩み、自分自身の人生を守るために大きな決断を下した女性のエピソードをご紹介します。
私を金づるとしか思っていないの?
「妹が大学進学を機に一人暮らしをすることになったのですが、母から「あなたが月数万円の仕送りをしなさい」と一方的に命じられました。もちろん、妹のことは応援したい気持ちでいっぱいです。でも、何の相談もなく、私の生活を無視した要求を当たり前のように突きつけてくる母の態度に、言葉を失いました。私がためらっていると、母は「家族なんだから当然でしょ!」「私があなたを育てたんだから当然じゃない」と怒り出し、ついには私の職場にまで押しかけてきたのです。あまりの常識外れな行動に、私は心底あきれてしまいました。幸い、事情を察した上司が間に入ってくれたおかげで、私は母に対して「できません」と、はっきりと自分の意思を伝えることができたのです。しかし私の心の中には、もしかすると私は『毒親育ちだったの?』という疑問と「家族って捨ててもいいの?」かという心の葛藤がしばらく私を締め付けました」(体験者:30代・女性・会社員/回答時期:2025年1月)
▽ 家族であっても、お互いを尊重できない関係は健全とは言えません。彼女が下した決断は、「家族を捨てる」ことではなく、「自分の人生を守る」ための、勇気ある一歩だったのではないでしょうか。理不尽な要求であなたを縛り付けようとする人がいるのなら、自分を犠牲にする必要なんてないのです。あなた自身の幸せを、何よりも大切にしてくださいね。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。