夫のスマホに“女の影”略奪愛の先に本当の幸せはなかった話

2025.06.08

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人を好きになる気持ちは、止められないものかもしれません。でも、もしその相手に既にパートナーがいたら…あなたならどうしますか? 障害を乗り越えて結ばれた愛の先には、きっと誰もが羨むような幸せが待っているはず。そう信じたい気持ちはよく分かります。 今回は、そんな禁断の恋を成就させた女性が目の当たりにした話をご紹介いたします。


過去の自分が、今の私を苦しめる…

「職場の既婚者だった彼と恋に落ち、1年後に彼が奥さんと別れたのを機に結婚しました。周囲からの祝福はほとんどありませんでしたが、彼と一緒になれたこと、そして新しい命を授かったことで、私は最高に幸せでした。
しかし、幸せな時間は長くは続きませんでした。出産後、彼の帰りが日に日に遅くなっていったのです。「仕事が忙しくなって」「しばらくは終電が続いちゃうかも」と申し訳なさそうに言う彼。その姿は、かつて奥さんに嘘をついて、私に会いに来ていた彼と重なって見えました。不安に思いながらも、笑顔で「わかった」と答えるしかない日々。
そんなある夜、彼のスマホに通知が見えたんです。相手は、彼の職場の後輩の女性から。「今日はありがとうございました」というメッセージと、可愛らしい絵文字。その瞬間、全身の血の気が引いていくのが分かりました。かつての私と、全く同じでした。彼を問い詰めると、「考えすぎだよ、ただの後輩だって」と、少し焦ったように言い訳をします。その言葉も、態度も、かつて彼が奥さんを騙して私に会いに来ていた時とそっくりで…。これ以上何も聞くことができませんでした。
この苦しみを親に相談することもできません。結婚を猛反対した母の「いつかあなたも同じ目に遭う」という言葉が、現実になってしまったからです。「自業自得」…その一言で終わらされてしまうのが怖くて、私は誰にも頼れず、たった一人でこの絶望と向き合っています」(体験者:30代・女性・主婦/回答時期:2025年1月)

▽ 略奪の末に手に入れた城は、幸せに見えるだけで、土台は脆く、いつ崩れてもおかしくない砂上の楼閣でした。彼を信じ、未来を夢見た日々に嘘はなかったはず。けれど、誰かの涙の上に築いた幸せに、本当の安らぎは訪れないのかもしれません。

※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。

2025.06.08

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Written by Googirl編集部

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