「私がいつまで大人しくしている思ったら大間違いなんだから」育休中のモラハラ夫にブチ切れた話

育児に追われる毎日、パートナーが少しでも協力してくれたら…そう願うのは当然のことですよね。でも、外では「いい夫」「イクメン」を演じているのに、家では何もしない…そんな夫に悩まされている方もいるのではないでしょうか？ 今回は、そんな外面だけが良いモラハラ夫の化けの皮を、夫の上司の前で見事に剥がしてその後ブチ切れた話をご紹介いたします。

イクメン気取りの夫に鉄槌！

「第一子の育児休業中だったんですが、夫は家では育児を全く手伝わないどころか、私に当たり散らす毎日でした。でも、外面だけはすごく良くて、会社では「愛妻家でイクメン」っていうイメージで通っていたみたいなんです。
そんなある日、夫の会社の上司ご夫妻が「ぜひ赤ちゃんに会いたい」と我が家に来てくださることになったんです。それを聞いた夫は、「いいか、絶対にボロを出すなよ！俺の会社での評判に関わるんだからな！」なんて私に釘を刺してきて。上司がいらっしゃる直前だけ、慌てて育児グッズを並べたり、ぎこちなく赤ちゃんを抱っこしたりして、必死にイクメンを装っていました。
上司夫妻がいらっしゃると、夫は「いやー、育児って本当に大変ですよね！でも、この子の寝顔を見ると疲れも吹っ飛ぶんですよ！」なんて、普段からは想像もつかないようなセリフを連発。私はもう、内心呆れ果てていたんですが、とりあえず笑顔で相槌を打っていました。
しばらく和やかな雰囲気で会話が進んでいたんですが、上司の奥様が私に「夫さん、毎日おむつ替えとか夜泣きの対応とか、いろいろ手伝ってくれて助かるでしょう？」と優しく声をかけてくださったんです。その時、夫は隣で得意満面な顔をしていて…。
その顔を見た瞬間、私の中で何かが弾けました。「実は、夫がこの子のおむつを替えたのは、今日お客様がいらっしゃるほんの数分前が初めてでして。抱っこ紐の使い方も、ついさっき私が教えたばかりなんです」と続けました。
一瞬、場が凍り付いたのが分かりました。夫は顔を引きつらせていましたが、私は止まりませんでした。そして、普段の夫がいかに育児をしないか、私にどんな言葉を浴びせているかを上司ご夫妻にお話ししたんです。もう絶句されていましたし、夫は顔面蒼白で何も言い返せずにいました。
上司がお帰りになった後、夫には「なんてこと言ってくれたんだよ！」って怒鳴られましたが、私も怒りが頂点に達していたので「私がいつまでも大人しくしてると思ったら大間違いなんだから！」って、言ってやってスカッとしました。その後、上司から夫はこっぴどく叱られたそうで、会社での立場も少し危うくなったみたいです。さすがに堪えたのか、それからは少しずつですが家事や育児をするようになりましたし、私への態度もだいぶ改まりました。「まだ完全には信用していませんけど、いい薬になったみたいです。今は少しだけ肩の荷が下りた気がしています」（体験者：30代・女性・主婦／回答時期：2025年1月）

▽ 外面ばかりを気にして、一番身近な家族をないがしろにするなんて本末転倒ですよね。奥さんの勇気ある行動が、結果的に夫の目を覚まさせ、そして何よりも奥さん自身の心のつかえを取り除くきっかけになったことでしょう。仮面を被り続けるのではなく、問題としっかりと向き合った強さに、心から拍手を送りたいですね。これからは、夫婦で本当の意味での協力体制を築いていかれることを願っています。

※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。