結婚25年目の決別宣言。引き出しの離婚届が告げた「…もう許さない」
ふとした瞬間に見つけた、一枚の紙。それは、忘れていたはずの過去と、そして未来への扉を開く鍵になることがあるのかもしれません。もしあなたが、長年連れ添ったパートナーとの関係に疑問を感じているなら…。これは、ある女性が25年という長い結婚生活の末に、一枚の離婚届をきっかけに新たな一歩を踏み出した話をご紹介いたします。
結婚25年目の決別宣言
「夫との結婚生活は、早くも25年の月日が流れていました。しかし、その日々は決して穏やかなものではありませんでした。夫は私をぞんざいに扱い、家にお金を入れず、それどころか借金まで作っては私に返済をさせる始末。おまけに、彼の不倫が発覚したことも一度や二度ではありません。そんな生活の中で、私の自尊心はすっかり削がれ、いつしか笑顔も少なくなり、塞ぎ込むようになっていました。
そんなある日のこと、衣替えをしようと引き出しの奥を整理していると、一枚の書類がハラリと落ちてきました。それは「離婚届」。新婚当初、双子の妹が「何かあった時のお守り代わりにでも持っておきなさい」と、冗談めかして渡してくれたものでした。すっかり忘れていたその存在。震える手でそれを拾い上げた瞬間、25年間の夫からの仕打ちが走馬灯のようによみがえり、心の奥底から「…もう許さない」という声が聞こえたのです。
この男のせいで、私はどれだけの涙を流し、どれだけの時間を無駄にしてきたのだろう。そう思うと、もう一刻の猶予もないように感じました。その日のうちに私は夫に離婚届を突きつけました。彼はいつものように「俺が何をしたっていうんだ!」と開き直り、話し合いにすらなりませんでしたが、私の決意は揺らぎませんでした」(体験者:50代・女性・パート/回答時期:2025年4月)
▽ それから数ヶ月後、無事に離婚を成立させ、今は新しい人生を歩み始めています。長年苦しめられた借金問題も専門家の力を借りて解決し、今は自分のためだけに時間とお金を使える日々に、心からの安らぎを感じているそうです。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。