「給料差し押さえって、なんでですか！？」自分を高級な人間だと勘違いしていたOLの話

「まさか、私の人生がこんなことになるなんて…」誰もが一度は憧れる、きらびやかなブランド品に囲まれた生活。でも、もしその輝きが、自分を見失わせる罠だとしたら…？ 今回は、そんな華やかな世界の裏側で、自分を高級な人間だと信じて疑わなかったOL女性の話をご紹介いたします。

身の丈に合わない生活の果てに…

「周りの子より、ちょっと良いものを持っていたいって、そんな見栄からだったのかもしれません。都内の企業に勤めているんですけど、新作のバッグとか流行りのコスメを手に入れるのが何よりも好きで。SNSで『いいね！』がつくたびに、自分が特別な存在になった気がして、気づけばカードの明細を見るのが怖くなっていました。
最初は、ボーナスで何とかなるかなって軽く考えていたんです。でも、一度上がった生活レベルって、なかなか元に戻せないんですよね…。リボ払いやキャッシングを繰り返すうちに、借金が雪だるま式に膨らんでいって。それでも『私は大丈夫、何とかなる』って自分に言い聞かせて、現実から目を背けていました。
そんなある日、会社から社長室に来るように内線があったんです。何事かと思って緊張しながらドアをノックしたら、社長が厳しい表情で一枚の書類を私に差し出して…。『A子さん、これは一体どういうことかね？裁判所から、君の給与を差し押さえるという通知が来ているんだが』って言われたんです。
『給料差し押さえって、なんですか！？』『どうしてですか！？』って、もう頭が真っ白で、声も震えちゃって。そしたら社長がため息をつきながら、『カード会社からの支払いが長期間滞って、督促状も無視し続けた結果だよ。君、自分が何をしたか分かっているのかね？』って…。
その瞬間、自分が積み重ねてきた過ちの大きさにようやく気づいて、目の前が真っ暗になりました。『カードの支払いを無視してたら、まさかこんなことになるなんて…。督促状も、見たくなくて送られてきても読まずに捨ててたんです…』って後悔しても、もう手遅れでした」（体験者：20代・女性・会社員／回答時期：2025年2月）

▽ 「自分をよく見せたい」という気持ちは誰にでもあるかもしれません。でも、そのために無理を重ね、現実から目を背けてしまうと、気づいた時には取り返しのつかない事態になっていることも。大切なものを見失ってしまう前に、一度立ち止まって自分自身を見つめ直す勇気も必要ですよね。

※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。