「不倫した妹を呼べるわけないでしょ」姉の結婚式にも呼ばれなかった私の末路

2025.06.06

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誰かを好きになる気持ちは止められないもの。でも、その恋がもし「許されない恋」だったら…? 多くの人は、その恋が始まる前に諦めるか、途中で身を引く決断をするかもしれません。けれど、もしその一線を越えてしまったら、どんな未来が待っているのでしょうか。今回は、愛する人と結ばれるために不倫関係から略奪婚を選んだ一人の女性が、その先で目の当たりにした厳しい現実をお届けします。


幸せの陰で突きつけられた「家族の答え」

「彼と出会った時、彼は結婚していました。ダメだって、頭では何度も何度も繰り返していたんです。でも、日に日に大きくなる彼への想いをどうしても断ち切ることができなくて…。私たちは、世間で言う『不倫関係』になってしまいました。本当に色々あって、彼もたくさん悩んだ末に奥さんと別れて、私と一緒になることを選んでくれたんです。
しばらくして、私たちのもとに新しい命もやってきました。これでやっと、彼と、そしてこの子と、穏やかで幸せな家庭を築けるんだって、本気でそう思っていたんです。
でも、現実はそんなに甘くありませんでした。特に、私の母の態度は想像以上に冷たくて…。孫が生まれても、何度実家に顔を見せに連れて帰っても、母が私の子供を抱いてくれることは一度もありませんでした。『どうしてなの…』って、悲しくて悔しくて、何度も心の中で叫びました。でも、時間が解決してくれる、いつかはきっと分かってくれるはずだって、どこかで信じようとしていたんです。
そんなある日のことでした。いつものように子供を連れて実家を訪ねると、母の姿が見えなくて。しばらくすると、見たこともないくらい綺麗な和装姿の母が帰ってきたんです。『お母さん、どうしたのその格好?何かあったの?』って驚いて尋ねると、母はすごく言いにくそうに『…今日は、姉の結婚式だったのよ』って。
一瞬、何を言われたのか理解できませんでした。お姉ちゃんの、結婚式…?どうして、私だけ何も聞かされていなかったの…?頭の中が真っ白になって、気づいたら震える声で母に問い詰めていました。『どうして…どうして私にだけ教えてくれなかったの…!?』って。
すると母は、今までずっと胸の内に溜め込んでいたんでしょうね…。今まで見たこともないくらい厳しい表情で、『当たり前でしょう』『不倫した妹を呼べるわけないでしょ』って。その言葉を聞いた瞬間、本当に、頭を鈍器で殴られたような衝撃でした。自分がしでかしたことの重大さ、そして家族が私に対して下した『答え』を、これでもかというほど思い知らされたんです。母の目には、私への失望と軽蔑、そして何よりも、お姉ちゃんを守ろうとする強い意志がはっきりと浮かんでいました…」(体験者:30代・女性・主婦/回答時期:2025年4月)

▽ 選んだ道の先にあったのは、温かい祝福ではなく、最も近しい家族からの厳しい絶縁宣言にも近い仕打ちでした。彼女が失ったものの大きさに気づいた時、すでに手遅れだったのかもしれませんね。
一度壊れてしまった信頼関係を取り戻すのは、想像以上に険しい道のり。誰かを傷つけた上で成り立つ幸せは、やはりどこかで歪みが生じてしまうものなのでしょう。最も大切な人たちから背を向けられるという形で、その代償を支払うことになるのかもしれません。

※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。

2025.06.06

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Written by Googirl編集部

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