「ねぇ…それ嫌味なの?」 育児中の夫の気遣いを素直に受け取れない私の歪んだ性格
こんなこと、ありませんか?一番分かってほしいはずのパートナーの優しい言葉が、なぜか素直に受け取れない…。むしろ、トゲのように感じてしまったり。今回はそんな素直になれない女性の話をご紹介いたします。
素直に受け取れない私の歪んだ性格
「「ただいまー」と 夫がいつものように、少し疲れた顔で仕事から帰ってきました。散らかり放題の部屋、そしてぐずり続ける双子を前に、私は心の中で大きなため息をつき、今日もあっという間に一日が過ぎていき、思うように家事も育児も進まなかった自己嫌悪で胸がいっぱいでした。
「ごめん、遅くなって。娘は?」と尋ねる夫に、「もう寝たよ」とぶっきらぼうに答える私。 おもちゃが散乱したリビングを見て、夫は「そっか。寝かしつけありがとう!あとは僕が片付けるね。私には寝てな〜」と、いつものように優しい言葉をかけてくれます。
でも、その言葉が、なぜか私の心には素直に届かないのです。むしろ、チクリと胸を刺すような感覚さえありました。 夫は仕事で疲れているはずなのに、帰宅してからも家事や育児を完璧にこなします。それに比べて私は…?一日中子どもと一緒にいるのに、寝かしつけひとつ満足にできない。部屋はいつもぐちゃぐちゃ。そんな劣等感が、私の心を支配していました。
「ねぇ…それ嫌味なの?」 気づけば、そんな言葉が口から飛び出していました。 「え?」 驚いた顔の夫に、私はさらに畳み掛けます。 「何にもできない私に対する嫌味?何でもかんでも完璧にこなしてさ…!そんなに私がダメだって言いたいの!?」
本当は感謝しているんです。夫が協力的で、どれだけ助かっているか。でも、できない自分と比べてしまうと、どうしても素直になれない。こんな風にしか受け取れない私って、本当に性格が歪んでいるのかもしれない…と、さらに落ち込んでしまうのでした」(体験者:30代・女性・主婦/回答時期:2025年3月)
▽ 誰かと比べて落ち込んでしまうのは、あなたが一生懸命だからこそ。でも、一番大切なのは、自分自身を認めてあげることです。「完璧じゃなくてもいい」「少しでもできたらOK」と、自分を甘やかしてあげる日があってもいいんですよ。優しい言葉は、素直に受け取った方が、きっと心も軽くなるはずです。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。