『警察に通報するから』は本気。弟の反抗期を終わらせた姉の一言

「弟の態度に本当に困ってるの」そんな悩みを抱える女性は少なくないかもしれません。成長の過程だと頭では分かっていても、あまりに理不尽な態度や行動が続くと、心が折れそうになりますよね。特に、かつては可愛くて仕方がなかった弟が、まるで別人のように変わってしまったら…。今回は、そんな反抗期の弟の度を越した行動に、毅然とした態度で向き合ったある姉のお話です。

「反抗期だから」じゃ済まされない！

「小さい頃は、どこへ行くにも私の後をついてくるような、本当に可愛い弟でした。それが、中学生になる少し前からでしょうか、いわゆる反抗期に突入して。最初は些細な口答えや無視くらいだったのですが、だんだんとエスカレートしていったんです。
夜中に大音量で音楽を聴いて私の睡眠を妨害したり、私が大切な試験を控えている時期に限って勉強の邪魔をしてきたり…。『反抗期だから仕方ない』と自分に言い聞かせていましたが、正直、毎日がストレスでした。
中学に入って少しは落ち着くかと期待したのですが、とんでもない。ある日、私が留守にしている間に勝手に部屋に入り、ぐちゃぐちゃに荒らされていたんです。それだけでもショックだったのに、さらに信じられないことに、私が大切に貯めていたお小遣いまで盗まれていました。
もうこれは反抗期なんて言葉で片付けていいレベルじゃない、犯罪だと思いました。怒りと悲しみで体が震えましたが、ここで私が折れたらダメだ、と。弟が帰宅するのを待ち、弟が家についてすぐにかけより『今のあなたの行動は、ただの反抗期じゃない。窃盗は犯罪。次、同じようなことをしたら、私は本気で警察に通報するから』と。
私の剣幕に驚いたのか、それとも『警察』という言葉に現実味が湧いたのか、弟はみるみるうちに青ざめて、最後は泣きながら謝ってきました。『今までごめんなさい』と。その言葉が本心からのものだと信じたかったですし、何より、ここでしっかりと線引きを示すことが大切だと思いました」（体験者：10代・女性・大学生／回答時期：2024年8月）

▽ 今回の彼女のように、家族だからといって何をしても許されるわけではありませんよね。特に金銭が絡む問題やプライバシーの侵害は、いくら反抗期であっても許されることではありません。時には毅然とした態度で「ダメなものはダメ」と教えることも、相手の将来を思うからこその愛情なのかもしれません。なあなあで済ませてしまう前に、勇気を持って向き合うことで、より良い関係性が築けることもあるのです。

※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。