「鬼の形相」の夫が降臨!反抗期息子の態度が一変したワケ
「うちの子もいつかこんな日が…?」子育てをしていると、漠然とした不安がよぎること、ありますよね。特に子どもの反抗期は、多くの親御さんが頭を悩ませる問題。もし、普段は温厚なあなたのパートナーが、子どもの危機に「まるで別人」のような姿を見せるとしたら…? 今回は、そんな衝撃的な出来事から、反抗期が終わるきっかけを掴んだある家族のお話です。
鬼の形相
「日に日にエスカレートしていく中学生の息子の反抗的な態度。ついに家の中で物が飛び交い、壁には拳の跡がつくほど荒れてしまいました。何を言っても聞く耳を持たず、暴力的な行動まで見せる息子を前に、私は恐怖と無力感でいっぱいになり、「もう自分だけではどうにもできない…」と、隣の部屋にいた夫に助けを求めました。
駆けつけてきた夫は、荒れ狂う息子を目の当たりにして一瞬息をのみましたが、次の瞬間、これまで見たこともないような、まさに「鬼の形相」で息子と対峙しました。地を這うような低い声で、しかし雷鳴のように鋭く息子を一喝。普段はどちらかというとのんびりした性格の夫からは想像もつかないその剣幕に、息子だけでなく、私も身がすくむ思いでした。
息子は夫の気迫に完全に圧倒されたのでしょう。息子は「怖い…」と呟き、みるみるうちに顔色を変え、先ほどまでの勢いはどこへやら、力なくその場にへたり込んでしまいました。そして、絞り出すような声で、途切れ途切れに謝罪の言葉を口にし始めたのです。
夫の怒りと、それに対する息子の純粋な恐怖。その光景は衝撃的でしたが、同時に、長く暗いトンネルの出口がようやく見えたような気がしました。夫が父親としての絶対的な威厳を示したことで、息子の心に何かが響いたのだと信じています」(体験者:40代女性・パート/回答時期:2025年3月)
▽ あの日、夫が見せた「父親の顔」は、息子にとって大きな転機となったようです。それ以降、少しずつですが落ち着きを取り戻し、私たち親子もようやく穏やかな時間を取り戻すことができました。反抗期という嵐の中で、時には父親の断固たる態度が、子どもの心を揺さぶり、成長を促すこともあるのかもしれませんね。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。