「私の彼氏だって知ってたよね?」親友だと思っていた彼女が、実はとんでもない女だった話
信じていた人に裏切られた経験、あなたにはありますか? それがもし、何でも話せると思っていた一番の親友だったとしたら…。今回は、そんな信じられないような、そして許しがたい裏切りを経験した女性の話をご紹介します。彼女が長年の友情に終止符を打つまでの、心の葛藤と決断です。
「悪気はないの」
「私には、物心ついた頃からの幼馴染がいました。彼女とは何でも共有してきたつもりでしたし、私の恋バナもいつも一番に聞いてくれていたんです。1年ほどお付き合いしていた彼と、本当に突然別れることになったのは、つい数ヶ月前のこと。理由も曖昧で、納得できないまま塞ぎ込んでいました。
そんな矢先、街中で信じられない光景を目にしてしまったんです。元彼が、例の幼馴染と腕を組んで親密そうに歩いていたのです。頭が真っ白になりながらも、私は彼女を問い詰めました。「どういうことなの?私の彼氏だって知ってたよね?」と。
すると彼女は、悪びれる様子もなくこう言ったんです。「ゆなは智里ちゃん(Eさんのことです)の彼氏さんと、ただ友達になりたかっただけだよ?」「でも、私の方がいいって彼が言ってくれたんだもん。仕方なくない?」
その言葉を聞いて、全身の血の気が引くのを感じました。信じていた友人が、平然と人のものを欲しがり、それを手に入れても何の罪悪感も抱かないタイプだったなんて。思い返せば、学生時代から私が気に入った洋服や小物を、彼女が後から同じものを買ったり、さりげなく真似したりすることがあったけれど、それは偶然だと思っていたんです。でも、違ったんですね。彼女は、私が大切にしているものを奪うことに快感を覚えるような人だったのかもしれません」(体験者:Eさん・20代・女性・事務/回答時期:2025年3月)
▽ 今回の件で、私は彼女との一切の関係を断ち切りました。長年の友情があっけなく終わってしまった悲しさよりも、もっと早く彼女の本性を見抜けなかった自分への不甲斐なさ、そして何より、大切な人を傷つけられた怒りが込み上げてきました。
でも、この経験があったからこそ、うわべだけの関係ではなく、本当に心から信頼できる人を見極める大切さを学べたのだと今は思います。これからは、自分の直感を信じて、誠実な人とだけ関係を築いていきたいです。こんな形で終わってしまったけれど、もう二度と彼女に心を揺さぶられることはないと誓って。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。