「俺、家事やってるし」料理担当の妻に【おかず5品】を命じる夫
結婚はゴールじゃなくて、二人で築き上げる新しい生活のスタート!そう思っていたのに、まさかこんな形で夫の「当たり前」に直面するなんて…。家事分担って、お互いを思いやるためのものじゃなかったの?愛情表現のはずの料理が、いつの間にか重圧に変わってしまった、ある新婚夫婦のお話です。
「俺、家事やってるし」
「念願の結婚生活が始まり、夫との間で家事の分担を決めました。彼は掃除や洗濯などの一般的な家事を、私が料理を担当することに。これで協力し合って、円満な毎日が送れるはず…そう信じて疑いませんでした。
しかし、穏やかな日々は長くは続きませんでした。ある日の食卓で、夫がポツリと、しかし有無を言わせぬ口調でこう言ったのです。『料理担当なんだからさ、毎食おかずは5品くらい作ってよ』『俺だって、家事やってるし』。
一瞬、何を言われたのか理解が追いつきませんでした。確かに夫は約束通り家事をこなしてくれています。でも、だからといって、毎日毎食5品ものおかずを用意するというのは、まるでハードルの高いミッションのよう。私も仕事をしていて、帰宅してから慌ただしく夕食の準備をする毎日です。献立を考え、食材を買い揃え、調理する時間と労力を考えると、途方に暮れてしまいました。
まるで「家事をやってあげているんだから、君もそれ相応の対価を払うべきだ」と言われているようで、悲しさと怒りがこみ上げてきました。料理は愛情表現の一つだと思っていたのに、いつの間にか「義務」や「ノルマ」のように感じられるようになってしまったのです。彼の言い分は、本当に「分担」と呼べるのでしょうか」(体験者:30代・女性・会社員/回答時期:2025年3月)
▽ 結婚生活は、お互いの思いやりと尊重があってこそ成り立つもの。どちらか一方に負担が偏ったり、感謝の気持ちが見えなくなったりすると、途端にバランスが崩れてしまいますよね。「やってもらって当たり前」ではなく、「いつもありがとう」の気持ちを忘れずにいたいものです。そして、どうしても納得できないことは、きちんと向き合って話し合う勇気も必要ですね。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。