「たまに帰ってきて父親ヅラしやがって!」険悪ムードの食卓が一変した“息子の言葉”

2025.05.28

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

「え、うちの子もしかして…?」家族だからこそ、つい見過ごしてしまう思春期の子どもの小さなサイン。言葉には出さないけれど、彼らなりに何かを伝えようとしているのかもしれません。今回は、そんな張り詰めた空気のなかで見つけた、思わぬ「息子の本音」にハッとさせられたエピソードをご紹介します。


「父親ヅラしやがって!」

「夫は単身赴任中。月に一度の帰宅は、家族にとって貴重な時間のはずでした。しかし、高校生の息子は絵に描いたような反抗期の真っ只中。「学校はどうだ?」という夫の問いかけにも、「別に」とそっけない返事。勉強や部活のことを聞いても、会話はすぐに途切れてしまいます。
そして、ついに事件が起きました。成績について少し厳しく言及した夫に対し、息子が「めんどくせ…ちゃんと学校行ってんだからいいだろ!」「たまに帰ってきて父親ヅラしやがって!」と声を荒らげたのです。食卓は一気に凍りつき、私はどうすればいいのか分からず、ただオロオロするばかりでした。夫も私も、息子のあまりの剣幕に言葉を失いました。
重苦しい沈黙が流れる中、息子がポツリと呟いたのです。「……別に、心配かけたくねーだけだよ」。その言葉は小さく、ぶっきらぼうでしたが、私たち夫婦にはしっかりと届きました。反抗的な態度の裏に隠された、息子なりの不器用な優しさと、父親を思う気持ち。思わぬ本音に、夫も私も胸を打たれ、それまでの険悪なムードが嘘のように和らいでいきました」(体験者:40代女性・主婦/回答時期:2025年1月)

▽ あの瞬間、息子の成長を確かに感じました。ぶつかり合うこともありますが、言葉の裏にある本音に気づけたとき、家族の絆はまた少し深まるのかもしれませんね。子どもの言葉はストレートで時に胸に刺さりますが、その奥にある思いを汲み取ろうとすることが、何よりも大切なのかもしれません。

※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。

2025.05.28

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

記事を書いたのはこの人

Avatar photo

Written by Googirl編集部

女子力向上をめざす応援サイト! オシャレ、美容、恋愛など海外の最新ニュースを毎日配信!