「人の家庭を壊したのよ?」結婚の挨拶で姉に突きつけられた“当然の報い”
「もしも、あなたが選んだ恋が、誰かの心を深く傷つけ、誰かの幸せを奪ったものだとしたら…?」そんな風に考えたことはありますか?人を好きになる気持ちは止められないけれど、その恋が「略奪愛」だったとしたら、その先にはどんな現実が待っているのでしょうか。今回は、そんなちょっぴりヘビーな恋の結末を、ご紹介いたします。
祝福されない覚悟はあったけれど
「彼との出会いは、彼がまだ既婚者だった頃。いけないことだと頭ではわかっていながらも、気持ちを抑えきれずに関係が始まりました。その後、彼は離婚し、私との将来を真剣に考えてくれるように。「結婚しよう」とプロポーズされた時は、ようやく幸せになれるんだと涙が止まりませんでした。実は私の父も、過去に不倫が原因で母と離婚しています。だから、私が選んだ道がどれだけ人を傷つける可能性があるのか、そして周囲からどんな目で見られるのか、覚悟していたつもりでした。彼もそのことは理解してくれて、「どんな困難も二人で乗り越えよう」と力強く言ってくれました。
そして、いよいよ私の実家へ結婚の挨拶へ。緊張しながらも、彼となら大丈夫だと思っていました。でも、リビングに通された途端、姉が冷たい声で言い放ったんです。『不倫するような人間と話すことなんて何もない。お父さんと同じことをして、何とも思わないの?』 『人の家庭をあなたは壊したのよ?』『 恥ずかしくないの?』と聞かれましたが、私は何も言い返せませんでした。頭が真っ白になり、ただ俯くことしかできなかったのです」(体験者:20代後半・女性・事務/回答時期:2025年1月)
▽ どんな恋も、当人同士にとってはかけがえのないものかもしれません。でも、その恋が誰かを不幸にしたり、大切な家族を悲しませたりする可能性を忘れてはいけませんよね。彼との未来を掴んだとしても、周囲からの祝福を素直に受けられない現実が待っていることも。自分の行動が招いた結果から目を逸らさず、誠意をもって向き合っていくこと、そして何より、二度と同じ過ちを繰り返さない覚悟が、今の彼女には必要なのかもしれません。そして、いつか心から「幸せです」と胸を張って言える日が来ることを願うばかりです。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。