「これで私も勝ち組!」借金まみれで見栄を張った女が、ブランド品と引き換えに失ったもの
きらびやかなショーウィンドウに飾られた、憧れのブランドバッグ。「これを持てば、私も特別な存在になれるかも…」そんな風に思ったことはありませんか? 今回は、ブランド品に魅入られ、自分を見失ってしまった女性のお話です。彼女が本当に手に入れたかったもの、そしてその代わりに失ってしまったものとは何だったのでしょうか。
身の丈に合わない「贅沢」の甘い罠
「最初は、ボーナスでちょっと良いものを、くらいの軽い気持ちだったんです。『新しいブランドのバッグを買ったの!これでまた一つ、イイ女に近づけたかな?』と、でも、一度手に入れると、もっともっと欲しくなってしまって…。気づけばクレジットカードの利用限度額はいっぱい。支払いが厳しくなってきたので、リボ払いに変更しました。そうしたら、また新しいものが買えるようになってしまって…正直、今いくら借金があるのか、もうよく分からないんです」「私の目当ては、実は会社の社長。いつか社長夫人の座に…なんて淡い期待を抱き、「社長に釣り合う女性になるためには、まず外見から!」と、ますますブランド品への投資に拍車がかかっていきました。「数百万の借金なんて、社長夫人になればすぐに返せるわ」「これで私も勝ち組!」そんな甘い考えが、金銭感覚をさらに麻痺させていったのです。しかし、周囲の目はごまかせませんでした。同僚たちは、私の不相応なブランド品と、どこか余裕のない振る舞いに気づき始めていました。「A子さん、最近なんだか必死じゃない…?」「あのバッグ、本当に自分で買ったのかな…」そんな囁きが聞こえてくることもあり、会社にはいずらいけど、借金があってやめれないという地獄に陥りました」(体験者:20代・女性・OL/回答時期:2025年3月)
▽ A子さんが本当に欲しかったのは、ブランド品そのものではなく、「自分への自信」だったのかもしれません。
しかし、見栄や虚栄心を満たすために重ねた借金は、いつしか彼女自身を追い詰めていきました。結局、A子さんの手元に残ったのは、価値が下がったブランド品と、膨れ上がった借金だけでした。本当の意味での「勝ち組」とは、物質的な豊かさではなく、自分自身をしっかりと持ち、地に足のついた生活を送ることなのかもしれませんね。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。