普段そんな声だっけ?猫なで声の同僚を天然上司がバッサリ「撃退」した話
あなたの周りにもいませんか? 特定の人の前だけ、やけに甘えた声色になる人…。内心「え、普段そんな声じゃないじゃん!」ってツッコミを入れたくなること、ありますよね。今回は、そんな「猫なで声」を巧みに使う同僚が、予想外の人物によって見事に撃退された、ちょっと笑えるエピソードをご紹介します。一体どんな結末が待っているのでしょうか?
天然上司の一言が、媚び声女子の計算を狂わせた!
「私の部署に新しく配属されたアマノさんは、男性社員の前と女性社員の前とで、あからさまに声のトーンや話し方が変わるタイプでした。特に気になる男性や上司の前では、普段のハキハキした声からは想像もつかないような、甘ったるい「猫なで声」になるのです。正直、聞いているこちらはちょっと引いてしまうことも…。
そんなアマノさんの歓迎会が開かれることになった日のこと。主役のアマノさんは、やはり例の猫なで声で男性社員たちと楽しげに会話していました。「すごぉい!」「知らなかったでぇす!」と、語尾をやたらと伸ばすのが彼女のスタイルのよう。
その時、私たちの部署の天然で知られる女性上司が、不思議そうな顔でアマノさんに近づきました。「アマノさん、今日なんだか声がおかしいけど、風邪でもひいたの? ずいぶん鼻にかかったような話し方だし、しんどそうだね」。
上司は本気で心配している様子。その言葉に、アマノさんの顔は一瞬で固まり、みるみる赤くなっていきました。周囲の男性社員たちも「え、そうなの?」とアマノさんの顔を覗き込みます。
「いや、あの、これは…」と口ごもるアマノさん。しかし、上司はさらに畳み掛けます。「うん、無理は禁物だよ!今日の歓迎会はアマノさんの体調も考えて、早めにお開きにしよう!幹事さん、そういうことでいいかな?」と、有無を言わせぬ勢いで決定してしまったのです。
結局、アマノさんは「だ、大丈夫なんですけど…」と小さな声で反論するのがやっと。本人は「猫なで声でアピールしてたのに!」と内心悔しかったかもしれませんが、私たちから見れば、上司のピュアな一言が、アマノさんの計算をバッサリと断ち切ったように見えて、思わず笑いをこらえてしまいました」(体験者:20代・女性・事務/回答時期:2024年12月)
▽ 悪気のない天然な一言ほど、時に鋭い「撃退」になることってありますよね。アマノさんも、この一件で少しは懲りて、誰の前でも飾らない素の声で話すようになってくれるといいのですが…。もしかしたら、上司のあの言葉は、最高の「処方箋」だったのかもしれませんね。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。