「タダの託児所じゃない!」非常識ママ友を撃退したスカッとした話
子育てをしていると、ご近所さんや同じ園のママ友との付き合いは欠かせないもの。子ども同士が仲良くなれば、自然と親同士も親しくなるのは嬉しいことですよね。でも、その距離感がいつしか一方的な負担になってしまったら…?「ちょっとだけなら」と受け入れたお願いが、気づけば当たり前のように繰り返される。そんな悩ましいママ友との関係に、あなたならどう対処しますか?
「うちも大変で…」図々しいお願いママ友を“本音”で撃退!
「その日も、インターホンが鳴り、モニターには案の定、ママ友の真由美さんの姿が。「洋子さーん、今日もコウタのこと、お願いできるかな?夕方まで見ててくれると助かるんだけど!」って、いつもの調子で、全然悪びれる様子もないんですよね。内心「またなの…?」って、正直うんざりしてたんですけど、今まで強く断れなかったんです、私。でも、その日はどうしても自分の用事を優先させたい、本当に大切な予定があって。
「ごめんね、真由美さん。今日はちょっと難しくて…」と、おそるおそる私が伝えると、真由美さんの表情がさっと曇り、「えー、そうなの?いいなー、洋子さんちは時間に融通がききそうで。うちは旦那の帰りも遅いし、大変なのよ」と、いつものように自分の状況をアピールしてきました。
その言葉を聞いた瞬間、私の中で何かがプツンと切れました。「どうして私ばかり我慢しなくちゃいけないの?」「うちはタダの託児所じゃない!」そんな思いがこみ上げてきたのです。いつも笑顔の仮面を被って受け入れてきたけれど、もう限界でした。深呼吸一つして、私は正直な気持ちを伝える覚悟を決めました。
「真由美さん、あのね、正直に言うと、うちも最近ちょっと色々大変で…。経済的にも時間的にも、もういっぱいいっぱいなの。だから、これからは毎回息子くんを預かるのは難しいかもしれないな。本当にごめんね」
私の切実な告白に、いつもはグイグイくる真由美さんが「そ、そうなの…?知らなかったわ…」と目を丸くして驚いた様子でした。私の顔に「もう無理」と書いてあったのかもしれません。少し気まずそうな顔で、「こっちこそ、いつも無理言ってごめんね。他の方法も考えてみる」と言い、その日は引き下がってくれました。
それ以来、真由美さんからの頻繁な預かり依頼はパッタリとなくなり、私はようやく心穏やかな日常を取り戻すことができたのです。断るのには勇気がいったけれど、自分の気持ちを正直に伝えて本当に良かったと思っています」(体験者:20代・女性・専業主婦/回答時期:2025年4月)
▽ 相手に気を使いすぎて、自分の気持ちを押し殺してしまうことは誰にでもありますよね。でも、時には勇気を出して「NO」と伝えることも大切。相手に察してもらうのを待つのではなく、自分の状況を正直に話すことで、意外とすんなり解決することもあるのかもしれません。無理のない、お互いにとって心地よい関係を築いていきたいものですね。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。