「離婚はしないことにした」不倫の果てに残った、ただの「現実」とは
誰かの幸せを壊す恋に、幸せな結末は訪れるのでしょうか。
今回は、既婚男性との関係に希望を抱いていた女性が迎えた、あまりにも現実的で切ないラストをご紹介します。
「一緒になる」はずだったのに…
「既婚男性と3年間、不倫関係にありました。彼は『いずれ離婚して、君と一緒になる』とずっと言っていて、実際に奥さんとも話し合いをしていたみたいなんです。このまま本当に結ばれるのかも、なんて思い始めていた頃、彼が突然病気で倒れて入院してしまって……。
でも、彼から何の連絡もなくて、どこの病院にいるかもわからない。お見舞いにも行けず、ただ待つことしかできませんでした。ようやく退院後に再会できたとき、彼の口から出たのは――。
『離婚はしないことにした』『妻が毎日お見舞いに来てくれて、心配してくれて……やっぱり家族の存在は大きかった』という言葉でした。
ああ、結局私は“他人”なんだな、と痛感しました。3年という時間が、いとも簡単に終わってしまった気がして、なんとも言えない虚しさだけが残りました」(体験者:30代 女性・会社員/回答時期:2025年2月)
▽ 病気や困難なとき、そばにいられるのは“本物の家族”なんですよね。不倫相手には、踏み込めない領域がある――その事実を思い知らされたエピソードでした。
3年という長い時間をかけても、手に入らないものがある。そう気づいたとき、ようやく目が覚めるのかもしれません。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。