どれだけ動いても「気が利かない」 義実家との絶縁を決めた日
結婚後、避けて通れないのが義実家との付き合い。うまくやっていければ理想だけれど、どうしても譲れない価値観や、越えてはいけない一線があるものです。それを踏みにじられてしまったとき、人は静かに、そして確かに“絶縁”を決意します。今回は、そんな決断に至った女性のエピソードをお届けします。
「嫁」は家族ではなく労働力?
「夫の実家は田舎で、古い風習や考え方が色濃く残っていることは聞いていました。でも、実際に帰省してみたら想像以上で……。
“嫁=労働力”という感覚があたりまえのようで、お正月の帰省中も私はずっと掃除、料理、来客のもてなし担当。しかもどれだけ動いても『気が利かない』『まだまだ』と文句ばかり。まるで家族ではなく、都合よく使える使用人のように扱われている気がしました。
何度も我慢しましたが、ある年、ついに限界を超えてしまい……『もう無理です』と夫にも伝えて、それ以降、義実家とは距離を置くことにしました」(体験者:30代 女性・テレオペ勤務/回答時期:2025年2月)
▽ 時代が変わっても、家族のかたちは人それぞれ。けれど、思いやりや尊重が感じられない関係は、きっと長くは続かないもの。
“嫁だから”という理由で我慢を強いられる関係に、誰も縛られる必要はないのかもしれません。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。