「育休なんてとらなきゃよかった!」夫が妻の正論に反省した瞬間
近年、男性の育休取得が一般的になり、家庭での育児に積極的に関わる夫も増えてきました。それでも育休期間中は予想以上に大変なことが多く、夫婦の間でトラブルが起きることも。今回は、育休中に放った一言で妻を傷つけてしまい、心から反省した男性のエピソードをご紹介します。
妻の正論にハッとさせられた
「子どもが生まれてから育休を1か月取得しました。妻を支えるために、オムツ替えや寝かしつけ、沐浴など、できる限りのことをしているつもりでした。でも、ある日ちょっとしたことで夫婦喧嘩になり、疲れもあってつい『育休なんてとらなきゃよかった!』と口走ってしまったんです。
すると妻が、『育休なんて、って言うけど、私だって育休をとって子育てしているんだよ? それにこれって二人の子どものための大事な期間だよ。そんなこと言ったら、子どもがかわいそうだよ』と、冷静に諭してくれました。
振り返ると、自分は授乳など一番大変なことは妻に任せきりで、夜も自分の部屋で寝ているだけ。たった1か月の育休なのに、『頑張っている』という自己満足があったのかもしれません。そんな自分に気づいて、妻にひどいことを言ってしまったと深く反省しました」(体験者:30代 男性・会社員/回答時期:2024年8月)
▽ 夫の中に少しでも「育休を取ってやった」という気持ちがあったのかもしれません。しかし、育休は「手伝い」ではなく、夫婦で一緒に子どもを育てるための当然の期間です。男性が育休を取るのが当たり前になり、妻にすべてを押しつけるような考え方が消える日が早く来るといいですね。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。