なんのための父親? 熟年離婚を決意した理由とは
仕事を生きがいしている男性は、家庭を顧みなくなることも多いもの。今ではそういった男性は減ってきているようですが、一昔前はそれが当たり前ですらありました。夫側からすれば「過去のこと」かもしれませんが、妻にとっては一生の恨みになっている可能性も。ここではそんな悲劇を紹介します。
自分の子どもよりも仕事優先
「私の夫は学校の先生をしていました。平日は残業で遅くなるのは当たり前。朝ご飯も一緒に食べられない時間帯に家を出ます。休日は部活や遠征試合もしょっちゅうあって、夜中に生徒がトラブルを起こして呼び出されることも。
そのせいで、娘の運動会に行ったことは一度もありません。娘に夫が行けないとあやまるたびに『パパは忙しいもんね。ママがいてくれればいいよ』と言ってくれる娘が可哀想で仕方がありませんでした。なんのための父親なんだろう? と思って、そこからどんどん夫への愛情が薄れていきました」(50代・主婦)
▽ 仕事だから仕方ないと思いつつ、まったく家族を優先する機会がないと愛情も冷めていきますよね。もう少し家族を大切にしてほしかったようです。