何を言われても動じない? 妊婦を前にした助産師あるある
出産時に、優しさと信頼をもって迎える助産師さん。彼らの日常は、我々が想像する以上にハードで奮闘が絶えません。今回は、その中でも特に「助産師さんあるある」と言える出産時の壮絶エピソードをお届けしましょう。
妊婦さんの本音
「出産の瞬間は、妊婦さんの本音があふれだします。痛みに我慢できず、『痛い!』『もう無理!』と声を荒らげたり、時には暴言を吐くことも珍しくありません。かつておしとやかだった妊婦さんが、その瞬間にはまるで別人に変身することもしばしばです。
しかし、助産師としては、それが痛みを伴う出産の一部であることを理解しています。
ですから、患者さんからの言葉に対しては、お互いが一生懸命に耐えるという覚悟で臨みます。そして、出産後になると、多くの妊婦さんが申し訳なさそうに謝罪してきます。それでも、私たち助産師は、慣れていて、無事に産まれればなんだっていいのです(笑)」(34歳・女性)
▽ 出産の痛みにより、妊婦さんが暴言を吐いたり感情を爆発させることは珍しくありません。しかし、これは出産の一部として理解され、助産師さんはそれに耐え、支えます。出産後、妊婦さんからの謝罪が届くことも多いのですが、助産師さんにとっては特に気にならないことのようです。