熟年離婚した夫の本音を知り「言われなきゃわかるわけないじゃない!」涙を流した妻の話 

2025.10.31

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これまで夫に不満はありながらも、夫婦として何とかやってきた人もいるでしょう。でも夫が定年退職したら状況は変わるもの。四六時中一緒の生活が耐えきれず、離婚を決意することもあるのではないでしょうか。今回は熟年離婚した夫の本音を知り、涙を流した妻の話をご紹介いたします。


28年前、主人公の英恵は夫・実とお見合い結婚をしました。当初は不器用だけど優しい実に惹かれていた英恵。しかし娘・夏帆が生まれてから、ぶっきらぼうすぎる実に違和感を覚えます。2人目の相談をしても「英恵に任せる」の一点張りで話し合いすらできず、英恵は2人目を諦めました。
夏帆のはじめての運動会にも仕事で来ない上、興味すら持ちません。代わりに英恵の母が見学に来てくれましたがその後体調を壊し、63歳で帰らぬ人となります。悲しみに暮れる英恵と夏帆をよそに、葬式から帰宅後「飯は?」と言う実。この言葉に英恵はショックを受けるのでした。これ以来、実への愛情が完全になくなった英恵ですが、金銭面を考えると簡単に離婚できません。
その後、夏帆が社会人になりひとり暮らしをはじめ、夫婦ふたりきりの生活がはじまります。パート先で定年退職の話を聞いた英恵は、実が今年定年だったことを思い出します。これから実と24時間一緒なんて考えただけでゾッとする英恵は、本格的に離婚を考えはじめます。夏帆からも背中を押された英恵は、実と離婚します。
ある日ひとり暮らしをはじめた英恵のもとに、夏帆が遊びに来ます。不愛想ではありますが、実なりの愛情は夏帆に届いており、両親への感謝を口にします。昔のアルバムを見ていたふたりですが、実が書いた「定年してから英恵とやりたいことリスト」を発見します。これを見て動揺する英恵に、夏帆は「離婚という選択は間違っていなかったと思うけど、一度お父さんと話してみたら?」と提案したのでした。

思い出の答え合わせ

「無愛想なだけで悪い人じゃないっていうか、ちゃんと家族への愛情もある人なんだなって大人になってやっとわかった気がする」「だからね、お母さんのこともお父さんなりに大切にしてたんだと思うんだ。ほんと、わかりにくすぎるけどね」という夏帆の言葉を思い出す英恵。

実の本音に涙を流した英恵

きちんと面と向かって話をすることで、すれ違いの真相を知ることができました。無口な実のわかりづらい優しさを知り、涙を流した英恵。英恵の言う通りいくら大切に思っていても、言葉にしなければ伝わらないですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

2025.10.31

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Written by Googirl編集部

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