「金なら腐るほどあるから」成金男が破滅するまで【成り上がりおじさん】

生きていく上で、お金はなくてはならない大切なもの。しかし、お金がたくさんあるからといって、必ずしも幸せになれるとは限りません。使い方、持つ者の品性……。様々な要因によって、逆に不幸になってしまうことも。今回は、そんな大金を手にした男性が転落するまでのお話をご紹介いたします。

あらすじ

新進気鋭の大人気MouTuberの池田裕司（53歳）は、金・地位・名声をすべて手に入れたカリスマ中年を自称。生配信でTKホテルのスイートルームから配信し、若い女性MouTuberのマイとケイをゲストに招きます。
裕司は馴れ馴れしく二人の肩に手を乗せ、モテているとニマニマ。アンチコメントを鼻で笑いながら、高給シャンパンやルームサービスを頼み、配信を続けます。「どうやったら俺みたいになれるか」と尋ねられ、「一歩を踏み出す勇気」とドヤ顔で答えます。裕司は、1年半前まではどこにでもいる冴えない中年おやじで、会社をクビになったところから始まったことを回想するのでした。

見どころ

裕司の「自己満」な成功と承認欲求

生配信で「金・地位・名声。俺はすべてを手に入れたカリスマ中年」と自称し、TKホテルのスイートルームから配信する裕司。コメント欄のアンチコメントを鼻で笑いながら、高給シャンパンや豪華なルームサービスを頼み、ドヤ顔で配信を続けます。

自意識過剰おじさん

生配信にゲストとして招いた若い女性MouTuberのマイとケイに対し、裕司は馴れ馴れしく肩に手を乗せ、「ほんと、モテる男は大変だ」と心の中でニヤニヤします。コメントもなかなか辛辣なものが届いていますよ。

裕司の「成り上がり」の原点と過去

裕司が「どうやったら俺みたいになれるか」と問われ、「やっぱり、一歩を踏み出す勇気…かな？」とドヤ顔で答えます。実は1年半前までは、どこにでもいる冴えない中年おやじだった裕司。現在の傲慢な姿は、過去の挫折と劣等感から来たのでしょうか？

▽ 人気MouTuberとして活躍している53歳の裕司。ここまでくるのに、紆余曲折があったようですが、人は何歳からでもスタートを切れるというのを教えてくれますね！