周囲から蔑視されるも「俺が一番になる日も近い」…Vlogでバズった勘違いオジサンの話
人生には大なり小なり波がありますよね。何もかもうまくいかず人生のドン底だと思っていたけれど、あることをきっかけに大金持ちになった……なんて話を耳にすることもあるでしょう。でもお金があるからといって、必ずしも幸せになれるとは限らないもの。今回は動画投稿で成功し勘違いしたおじさんが、周囲からの蔑視にも気付かず上から目線発言を繰り返す話をご紹介いたします。
2歳の池田裕司は30年勤めた会社をクビになり、途方に暮れていました。生活のためにコンビニでアルバイトをはじめますが、同じくコンビニ店員の女子大生・石井涼花からSNSへのVlog投稿をすすめられます。
そして裕司は言われるがままにVlog投稿をはじめました。最初は再生数が少なかった裕司ですが、20代の人気インフルエンサー・MAYAYAが裕司のVlogを紹介したことにより、一躍有名人に。そしてMAYAYAから裕司にコラボ依頼が届き、実際にコラボをします。しかしMAYAYAと関わっていく中で、裕司は自分に気があるのではとありえない勘違いをはじめます。
涼花から「一回冷静になったほうがいい」とアドバイスされるも、勘違いが加速した裕司はMAYAYAをデートに誘い、結婚前提の交際を申し込んだところフラれてしまいます。しかもフラれたことをMAYAYAのせいにする裕司は、これ以来MAYAYAからのコラボが途絶えてしまいました。その後、MAYAYAを悪者にするような発言をした裕司は、MAYAYAをプチ炎上させます。
そんな裕司に初の動画報酬が入りますが、想像以上に収入が多かった裕司はコンビニアルバイトを辞めます。若い動画配信者とのコラボもあり再生数は上昇、裕司はカリスマへの階段を登りはじめました。企業案件ももらえるようになった裕司は収入が増える一方で、ファンからのコメントでますます勘違いが加速します。メッセージを送ってきたファンと一夜を共にすることもある裕司は金と地位、そして女のすべてを手に入れたと思い込みます。そんな裕司が動画投稿者のパーティーに来たようで……?
動画投稿者のパーティー
上から目線の発言を繰り返す裕司
若い動画投稿者からバカにされていることにも気づかず、上から目線の発言をする裕司。しかも若い女性に声をかけてドン引きされても、照れていると思い込む裕司なのでした。動画投稿で成功したことにより勘違いが加速し、周囲から冷ややかな目で見られる姿は哀れですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。