立場逆転!? 同窓会でいじめっ子に再会し「勝ったな…」と思った理由【新しい環境を目指して】
いじめられた経験は、なかなか忘れることができません。いじめっ子を許せない気持ちや、いつか見返してやりたいという思いを抱く人もいるでしょう。今回は、小学校時代にいじめられていた女性が、同窓会でいじめっ子に再会し、見事に「見返してやった」話から新しい環境にチャレンジする真美の話をご紹介いたします。
あらすじ
真美は本が好きで、地味な小学5年生。カースト上位のいじめっ子の理奈たちは、真美を見下し、いじめてばかりです。そんないじめでつらい思いをする真美を救ってくれたのは保健の先生でした。先生の言葉に心を救われた真美は、保健室での穏やかな時間や、家での勉強を通して日々を乗り切ります。
6年生になり、理奈たちと別の学校に行きたいと強く願う真美は、保健の先生に相談し、難関の私立受験を目指すことを決意。両親も真美の必死な説明に心を動かされ、受験を応援してくれます。真美は塾に通い、受験勉強を始めますが、理奈たちは真美が受験することを知ると、相変わらずからかい続けるのでした。
見どころ
真美の「救われる」瞬間
いじめでつらい思いをしていた真美を救ってくれたのは、保健の先生でした。先生に「好きで頑張っていることも肯定してもらえて」「気持ちも少し楽になり」、真美は「すごいな…重たかった心から、なにかが抜けていくみたい」「私もこうして誰かを救える人になってみたいかも…」と、新たな目標を抱き始めます。
真美の強い決意と両親の理解
6年生になり、進路を考える中で「できるなら、もう理奈ちゃんたちと一緒の学校にはいたくない」と強く願う真美は、難関の私立女子校を目指すことを決意。両親に「私、新しい環境に行きたいの」「いじめてくる人と別の場所で、勉強も生活も楽しみたい!」と、必死な思いを伝えます。最初は戸惑う両親でしたが、真美の真剣な言葉に心を動かされ、彼女の挑戦を応援します。
理奈たちの変わらない悪意
真美が難関の私立校を目指して受験勉強を始めたことを知った理奈たちは、相変わらず「私立だってさ、受かるわけないのにねw」と、悪意に満ちた言葉で真美をからかい続けます。6年生になっても理奈たちの態度は変わらないようです。
▽ いじめに苦しむ日々を送っていた真美を救ってくれたのは保健の先生でした。先生の支えもあり、真美は6年生に進級し、いじめっ子の理奈たちと同じ中学に進みたくないという一心で、難関の私立女子校を目指すことを決意。
両親も真美の思いを受け止め、受験勉強を応援してくれます。しかし、真美が受験することをどこからか知った理奈たちは、相変わらず真美をからかい続けるのでした。