中学生の彼女を妊娠させた男子…一度は逃げたものの娘のために働きはじめた話
まだ学生同士にもかかわらず、妊娠してしまったという人もいますよね。こういう場合、女性だけに負担がかかるケースが多いでしょう。今回は中学生の彼女を妊娠させた男子が、娘のために働きはじめた話をご紹介いたします。
中学2年生の杏奈は他校で同じく中学生の藤崎恭平と交際します。杏奈は母子家庭で母親は看護師のため、夜勤の日は恭平が家に来るようになりました。そしてある日妊娠が発覚……。恭平に連絡しても無視され、思いつめていた杏奈はなかなか母親に言い出せず、気づいたら中絶できる期間を過ぎていました。
しかし妊娠中に赤ちゃんの成長を実感した杏奈は、自分で子どもを育てたいと強く思うように。そして出産の痛みに耐え、杏奈は娘・愛笑を出産します。育児をしながら高卒認定試験の勉強に励む杏奈でしたが、母の勧めで市外の高校に逃げた恭平が新しい彼女・瑞希とイチャイチャしながら買い物するところを目撃します。
頭に来た杏奈が「もう彼女妊娠させて逃げたらダメだよ?」と伝えたところ、瑞希が激怒。杏奈を妊娠させた噂は高校でも広がり、恭平は自主退学を余儀なくされました。そんな中、単身赴任中だった恭平の父親が帰ってきます。妊娠から退学まで一連の流れを知った父親は、恭平に「自分がしたことと向き合わないと一生苦しむことになる」と忠告します。一度は逃げたものの複雑な思いも抱えていた恭平は父親と家を出ることにしました。
養育費を渡す恭平と父親
突然恭平と恭平の父親が家にやってきて、驚く杏奈の母。
娘のために働く杏奈と恭平
妊娠の事実を受け入れなかった恭平の母とは違い、事実を知った恭平の父は恭平とともに誠意を体現するための行動にでたのでした。結果的に、別々の人生でありながら愛笑のために一生懸命働きはじめた杏奈と恭平。命と向き合う、人生と向き合うことは簡単なことではないとあらためて考えさせられますね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。