「もう彼女妊娠させて逃げたらダメだよ?」中学生で妊娠した人の話【息子はそんなことしない】

2025.07.19

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まだ学生同士にもかかわらず、妊娠してしまった人もいます。こういう場合、多くは女性だけに大きな負担がかかります。今回は、そんな若すぎる妊娠が引き起こす現実を描いた話をご紹介いたします。


あらすじ

妊娠22週で中絶できないと知った中学生の杏奈は、母・智美に妊娠相手が恭平であることを告げます。恭平が連絡を絶っていることに智美は憤慨し、恭平の家へ。しかし、恭平の母・靖子は「うちの息子が妊娠なんてさせるはずがない」と激しく否定し、話を聞こうとしません。その時、2階の窓から恭平がこちらを見ていることに気づいた杏奈。目が合うと、恭平は慌ててカーテンを閉めるのでした。

見どころ

智美の「逃げたってわけ」という現実

杏奈が恭平からの連絡が途絶えていることを告げると、智美は「…逃げたってわけ」と冷たく言い放ちます。この智美の言葉は、恭平の無責任な行動を端的に表していると同時に、杏奈が直面している厳しい現実を突きつけています。娘を傷つけられ、事態の深刻さに気づいた智美の怒りと諦めが入り混じった心情が伝わってきます。

靖子の衝撃的な「息子はそんなことしない」

智美から娘の妊娠を告げられた恭平の母・靖子は、「妊娠!?うちの息子が!?」と驚きを隠せません。そして、「そんな嘘つくのやめてもらえます!?」「息子はそんなことしません!これ以上おかしなこと言うなら帰ってください!」と、激しく否定し、取り合おうとしません。自分の息子がそのような行為をするはずがないという、母親の根拠のない確信が描かれており、親としての責任から逃れようとする姿が浮き彫りになっています。

恭平の「逃げ」と杏奈の絶望

智美が靖子に追い返され、出直すことにしたその時、杏奈がふと2階の窓を見上げると、そこには恭平の姿がありました。杏奈と目が合うと、恭平は慌ててカーテンを「シャッ!」と閉め、その場から逃げようとします。この恭平の臆病で無責任な行動は、彼の人間性を明確に示しており、杏奈が彼に期待していたものがすべて打ち砕かれる瞬間です。杏奈の「え…」という言葉にならない声が、彼女の深いショックと絶望を物語っています。

▽「まさか自分の子どもが……」と思ってしまう気持ちはわかるけれど、まずは話を聞くべきですよね。我が子が起こした事実から目を背けるのではなく、きちんと向き合うことが何よりも大切です。女の子を妊娠させたことが事実だとわかったら、恭平の母親はどんな対応をするつもりなのでしょうか。親の責任、そして子の無責任。この重い現実に向き合って欲しいですね。

2025.07.19

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Written by Googirl編集部

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