泣き寝入りはしない！　女心を弄んだチャラ男に「一矢報いた話」【暗い過去にお別れ】

仕事の後、先輩からお茶に誘われたあなた。もし、その誘いが、過去の恋人から言われた「重い」という言葉に縛られ、新しい恋に進めずにいたあなたの心を温かく癒やすものだとしたら…？　今回は、主人公・ほのかが、元カレ・レイジとの因縁を乗り越え、「暗い過去にお別れ」をする話をご紹介いたします。

あらすじ

仕事帰りに先輩の山崎からお茶に誘われたほのかは、彼とカフェへ。道中、「恋人が“重い”って、どういうことだと思いますか？」と山崎に問いかけると、「恋人に真剣に向き合ってるってこと」「自分が軽いだけ」だと温かい言葉が返ってきます。
レイジに「重い」とバカにされ、二股をかけられた過去を打ち明けるほのかに、山崎は「若いうちのそういう経験は大事」「いい恋愛ができれば結果オーライ」と優しく語りかけます。カフェで楽しい時間を過ごし、心が軽くなったほのかは、帰宅後、レイジとの「黒歴史」に終止符を打つべく、彼の写っている写真を捨て、スマホの整理を始めるのでした。

見どころ

山崎の「重い」に対する解釈

ほのかが抱えていた、レイジから言われた「重い」という言葉の呪縛に対し、山崎が「恋人に真剣に向き合ってるってことじゃないですか？」「重いって言う人は、逆に自分が軽いだけでは」と、温かく返してくれました。この言葉がほのかの胸の中に温かいものを広げ、彼女が長年抱えていた自己否定から解放されるきっかけとなりました。

ほのかの過去の清算

山崎の言葉に励まされたほのかが、レイジとの過去を打ち明けることに。そんなほのかに、山崎が「その苦い記憶をもとに、大人になった今…いい恋愛ができれば結果オーライじゃないですかね」と、優しく共感を示すことで、ほのかの心がさらに軽くなっていき、過去の経験を清算し、未来へと繋げていくための大きな力となります。

「レイジの痕跡」の消去

山崎とカフェに行った帰宅後、「さーてと、あいつの痕跡をひとつのこらず消し去りますか」と、大学時代のアルバムからレイジが写っている写真をバサバサと捨て、スマホの整理を始めました。完全に吹っ切れたようですね！

▽ 山崎がほのかをお茶に誘った理由は「可愛いお店に一人で入りにくかったから」。でも、きっとそれだけじゃないはず……？ レイジとは正反対のあたたかさをもつ山崎と楽しい時間を過ごし、ほのかはとある決意をしました。女心を弄んだチャラ男・レイジから言われた「重い」という言葉の呪縛から解き放たれ、「暗い過去にお別れ」もできたみたいでよかったですね！