泣き寝入りはしない! 女心を弄んだチャラ男に「一矢報いた話」【あの女のせいだ!】
元恋人が働く会社の面接で、自身の人間性のせいで「ボロボロな面接」を繰り広げたチャラ男・レイジ。当然のように不採用となった彼ですが、その結果に納得がいかない様子です。今回は、そんな自己中心的で厚かましいレイジが、自身の不採用を「あの女のせいだ!」と、元カノ・ほのかに責任転嫁する物語。彼の歪んだ思考が、さらに事態を悪化させていく様子をご紹介いたします。
あらすじ
中途採用面接で不採用となったレイジは、激怒し「なんで俺みたいに優秀な人間が不採用なんだよ」「ほのかが余計なことを言ったに決まってる」と、ほのかを逆恨みします。大学時代の友人に愚痴ろうとメッセージを送りますが、既読になかなかなりません。
夜になり、友人たちから「仕事だった」といったレイジにとって「正社員アピール」に感じた返信が届き、彼らが自分より先に社会人として成功していることに不快感を覚えます。その頃、ほのかは面接の結果が正しかったことを上司に確認し、若手社員の飲み会に参加することを決めるのでした。
見どころ
レイジの逆恨みと歪んだ自己評価
不採用となったレイジが、「なんで俺みたいに優秀な人間が不採用なんだよ」と激怒し、「どうせまだ俺のことが好きなくせに」と、自己中心的な解釈でほのかを逆恨み。彼の歪んだ自己評価と傲慢さが明確にでていますね。
レイジを取り巻く「現実」
レイジが大学時代の友人に飲みを誘うも、なかなか既読にならず、夜になってようやく届いた返信も「仕事だった」といった「正社員アピール」に感じているようですが、単にレイジが社会から取り残されているだけなのでは……。
ただの引継ぎミス
ほのかが上司に「あの人、よく面接まで残れましたね…」と冷静に問いかけると、なんとレイジが書類選考を通過したのは担当の引継ぎミスだったよう。現実はそう甘くありませんよね。
▽ 自分が不採用になったのは「ほのかが俺に未練があったから落とした」と曲解したレイジ。その都合の良い思考回路、少し羨ましくもありますね……。そんな面接での出来事を友人に愚痴ろうとしていますが、友人たちもあまり良い反応ではありませんね。