泣き寝入りはしない！　女心を弄んだチャラ男に「一矢報いた話」【満場一致で「不採用」】

「まさか、こんな場所で、あなたに会うなんて…」 誰にでも、もう二度と会いたくない、できれば一生関わりたくない相手が一人や二人、いるのではないでしょうか。もし、そんな過去の因縁の相手と、仕事という公の場で、再会してしまったら…？
人事部で働く主人公・神谷ほのかが、「最低な元カレ」と、まさかの形で再会しました。今回は、そんな元カレの採用結果をご紹介します。

あらすじ

最悪な元カレ・小坂レイジが、中途採用の面接に現れたことに、ほのかは驚きを隠せません。面接後、人事部の会議室でレイジの合否について話し合いが始まります。上司からは「志望動機が浅い」「企業研究が甘い」「準備不足」と厳しく評価され、山崎からは「言葉も軽いし、態度も褒められたものではない」と指摘されます。
ほのかも「『誠実さが長所』と言ってましたけど、具体例が『万引きしない』は衝撃でした」と付け加えます。三人で考えても良いところが一つもなく、採用はリスクしかないと判断され、満場一致で「不採用」が決定。数日後、自宅で採用を確信していたレイジは、不採用通知を見て逆上し、ほのかを逆恨みするのでした。

見どころ

レイジの衝撃的な「長所」

レイジが自身の長所として「誠実さ」を挙げ、その具体例として「万引きしない」と発言するシーンは、面接官であるほのかたちを呆れさせ、困惑させました。「ネタかと思ったくらいです。」という山崎が言うように、レイジの社会常識の欠如があらわれ、この一言が、彼の評価を決定的に下げることになります。

満場一致の評価

レイジの面接について、「逆に何かいいところってあったかな？」という上司の問いに対し、ほのか、山崎、上司の三人がしばらく考え込んだ後、満場一致で「いいところ…無いな…」と結論づけました。

レイジの「自滅」と逆恨み

面接官たちから「不採用」という評価を下されたレイジ。しかし、彼はその評価に納得せず、「なんで不採用なんだよ！！」と怒鳴り、スマホを投げつけます。そして、「…あのクソ女…ほのか…！」と、不採用の原因をほのかに転嫁し、逆恨みを始めるのでした。

▽ ほのかが手を下すまでもなく、レイジは当然「不採用」でした。あんなにボロボロな面接だったんだから、当然ですよね。しかしレイジ本人は採用される気満々だった様子。不採用通知を見て、ほのかを逆恨みしているようですが……。