泣き寝入りはしない！　女心を弄んだチャラ男に「一矢報いた話」【ボロボロな面接】

「まさか、こんな場所で、あなたに会うなんて…」 誰にでも、もう二度と会いたくない、できれば一生関わりたくない相手が一人や二人、いるのではないでしょうか。もし、そんな過去の因縁の相手と、仕事という公の場で、再会してしまったら…？
人事部で働く主人公・神谷ほのかが、「最低な元カレ」と、まさかの形で再会しました。今回は、そんな元カレの採用面接をご紹介します。

あらすじ

人事部で働くほのかは、元カレ・レイジとの中途採用面接に臨みます。面接官として冷静な態度を貫くほのかに対し、レイジは馴れ馴れしく声をかけ、焦りを見せます。質問で長所の「誠実さ」を問われたレイジは的外れな回答を繰り返し、面接官たちを苦笑させます。
面接終了後、レイジは廊下でほのかを待ち伏せし、これを機にやり直そうと誘いますが、ほのかは「業務に私情を持ち込むほど“軽い女”じゃありませんので」ときっぱりと突き放します。ほのかは、かつて自分がそんな軽薄な男と付き合っていたことを「黒歴史」だと内心で思うのでした。

見どころ

レイジの焦りと的外れな回答

長所の「誠実さ」について問われると、「万引きとか、そういうの絶対しないんで…」と、面接官チームが苦笑いするほどの的外れな回答をする場面は、見ていてひやひやするほど。「このレベルで“誠実”って、ギャグ？小学生かよ」というほのかの心の声が、代弁してくれていますね。

ボロボロな面接

質問が続く中で、レイジの回答がどれも的を得ず、「中身が薄い、準備不足、姿勢もふらふら」と、彼の「ボロボロ」な実態が明らかになっていきました。チャラチャラと生きてきたレイジが、仕事という公の場で、その浅はかさを露呈していく姿が、彼のこれまでの行いへの「ツケ」が回ってきたことを痛感させます。

ほのかの痛烈な一言

面接後、廊下でほのかを待ち伏せし、「これを機にやりなおす？　オフィスラブもいいよな」と、懲りずに軽薄な言葉で誘うレイジ。あの頃のほのかとは違い、冷たい視線を送り、「私は、業務に私情を持ち込むほど“軽い女”じゃありませんので」と、きっぱりと突き放すことができました。

▽ レイジの面接は、ほのかが手をくだすまでもなくボロボロでした。軽いノリで生きてきたツケが回ってきたのかもしれません。さあ、面接の結果は一体どうなるのでしょうか。