結婚をチラつかせて支配しようとする彼氏へ ~私、そんなに安くないんで~【ヤキモチ?】
心に隙ができたときに現れた人が、あなたを「結婚」で縛りつけようとする彼氏だったら? これは自己肯定感が低くなってしまった主人公・春香が、そんなモヤモヤする彼氏との関係に直面する話。今回はそんな春香のモラハラ彼氏を見てみましょう。
あらすじ
エリマラ不動産・開発事業部のオフィスで働く春香は、美人社員の戸崎愛と彼氏・純也が楽しそうに立ち話をしているのを見ていました。春香のデスクへ書類を置きに来た純也は、周囲に人がいないことを確認すると、春香の耳元で「ヤキモチ焼くなよ? 仕事の話をしてただけだからさ」とささやきます。
何を言われているのか理解できない春香が「ヤキモチって、なんのことですか?」と心から不思議そうに尋ねると、純也は得意げに「さっきからずっと俺と戸崎さんを睨んでただろ?」と指摘。ヤキモチを焼くのはわかるが、仕事中にプライベートな感情を持ち出すのはダメだと説教し、「俺の基準に達すれば、付き合ってることを会社のみんなにカミングアウトしてもいい」とまで言い放ちます。春香が眉間のシワを増やし青筋を立てる中、鏡課長が声をかけてくるのでした。
見どころ
純也の「自意識過剰」と春香の困惑
春香のデスクへ書類を置きに来た純也は、周囲に人がいないことを確認すると、春香の耳元で「ヤキモチ焼くなよ?」とニヤけた顔でささやきます。しかし、春香は「ヤキモチって、なんのことですか?」と心から不思議そうに尋ねるばかりなのでした。
純也の「上から目線」な恋愛観
純也は、ヤキモチを焼く春香に対し、「仕事中にプライベートな感情を持ち出すのは社会人としてダメダメだぞ?」と得意げに説教を始めます。さらに、「ま、悔しかったら春香も俺に相応しい女になるために、もっと努力するんだね」と、春香を見下し、自分の理想を押し付ける「上から目線」な恋愛観を露呈します。
鏡課長の登場
純也のあまりに身勝手で自意識過剰な言葉に、春香は眉間のシワは消えたものの、代わりに青筋が立つほどの怒りを覚えます。そんな中、優しそうな雰囲気の鏡課長が「お話し中に悪いけど、菅野さん、ちょっといいかな?」と声をかけてくるのでした。
▽ なかなか癖の強い勘違い偉そうな男と付き合ってるようですね……。しかし春香もカチンと来るものがあるようです。